中国次官、イラン外相代行と電話協議 関係発展の決意揺るがず

中国外務省(資料写真)

 中国の馬朝旭外務次官は20日夜、イランのバゲリ外相代行と電話協議を行った。

 同省サイトによると、馬氏は次のように述べた。ライシ大統領の不運な死去に中国は深く驚き、悲しんでいる。習近平主席がモフベル第1副大統領に弔電を送り、哀悼の意を表し、中国政府と人民はイランとの伝統的友誼を非常に大切にしており、双方の共同の努力で全面戦略パートナー関係は必ず絶えず強固になり、発展すると信じていると強調した。王毅・外相もアブドラヒアン外相の死去にあなたに弔電を送った。この苦しい時に中国人民はイラン人民とともにある。

 馬氏は次のように表明した。国際・地域情勢がどのように変化しても、イランとの全面戦略パートナー関係を発展させる中国の決意は揺るがない。イランと引き続き互いの核心の利益に関わる問題で互いに揺るぎなく支持し、各分野の実務協力を推進し、国際・地域問題で協調を強め、「グローバルサウス」各国の利益と国際公平・正義を守ることを願っている。

 バゲリ氏は次のように表明した。習近平主席はライシ大統領の死去に弔電を寄せた。イランの指導者は習近平主席に心からの謝意と崇高な敬意を表している。中国がこの困難な時にイランに貴重な支援を寄せていることに心から感謝する。イランは常に中国との関係発展を高度に重視、伝統的友誼を非常に大切にしている。両国の共同の努力で両国の全面戦略パートナー関係が絶えず新たな発展を収めると信じている。〔東京5月20日発中国通信〕

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