伊予農高生考案、自信のコロッケ商品化 市内で期間限定販売

コロッケを手にPRする伊予農高生と谷村隆志さん(後列左端)=21日午後、伊予市灘町

 伊予農業高校(愛媛県伊予市下吾川)の生徒が考案したコロッケが商品化され、20日から伊予市灘町の「からき天ぷら店」で期間限定販売されている。障害者が就労する農業法人で育てたキクラゲなどの食材を使い、幅広い世代が楽しめるよう工夫した自信作。21日は生徒が店頭に立ち、PRに一役買った。

 取り組みは同校が2022年から地元企業と進める農福連携プロジェクトの一環。店から「月替わりコロッケを考えてほしい」と依頼を受け、今年2月に商品開発がスタートした。

 第1弾のキクラゲ入り(1個100円)とめんたいこ入り(160円)は6月1日まで、第2弾のタイ入りとおこわ入りは6月3~15日に販売。11月の伊予農業高文化祭でも販売する。

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