ふかわりょう「何なんですかさっきから!」 “とんぶり応援大使”を続けるべきか…お悩み相談に大悟に逆切れ?

お笑い芸人・ふかわりょうが5月20日放送の『大悟の芸人領収書』に出演。自身が務める“とんぶり応援大使”の活動についての悩みを告白した。この番組は大悟がタレント、芸人たちの私生活の領収書やレシートをエピソードとともに査定。金額に見合う面白さと判断すれば、全額分をキャッシュバックし、さらなる芸の肥やしに使ってもらおうという企画。

ふかわが提出したのは東京から秋田県大館市までの往復航空券の領収書、約3万円分。「まだ悩んでいる最中なんで…」と断りを入れつつ、ふかわは「“とんぶり”ってご存じですか?」と切り出した。“とんぶり”とはホウキギという植物の実を加工した食べ物で、その見た目と食感から“畑のキャビア”と呼ばれている大館市の特産品だ。とはいうものの「“いぶりがっこ”とか“きりたんぽ”に比べると途端に知名度が低くなっちゃう」とふかわも言うほどで、後継者不足に悩まされているという。

“とんぶり”に魅了されたふかわは「こんなにいい食材がなくなってしまうのはもったいないと思って…」と“とんぶりの唄”という楽曲を作成したことを明かし、おもむろにCDを取り出した。これを喜んでくれた大館市民の方々から“とんぶり応援大使”に任命されたふかわは、窓口になってくれた現地のとんぶり農家・本間さん経由で“中学校の合唱コンクールの審査員”や“1日警察署長”などのオファーを受けており、その都度大館に通っていたそうだが「ちょっと“とんぶり”からブレてきてるな…」と感じていたようだ。

そんな時「“とんぶりの唄”を歌うショーをやってください」と、久々にちゃんとした“とんぶり”を推すイベントのオファーを受けたふかわ。しかしそのイベントが“とんぶり大使”としての活動にさらに疑問を抱かせるものとなったという。

イベントに参加した子どもたちは「ナイスとんぶり!」と元気よくあいさつしてくれるものの、「最近“とんぶり”食べましたか?」という、ふかわからの問いかけには「…食べてません」「食べてないです…」と、“とんぶり”を食べている子は誰一人としていなかったのだ。「私…まだ(とんぶり大使を)やる意味ありますかね?」「(子どもたちも)食べてないのに“ナイスとんぶり!”って良くできるなって…」と苦悩を語るふかわ。

しかしスタジオゲストのアーティスト・DOZAN11(三木道三)は「これ、歌詞に書いてますけどね」と、おもむろに“とんぶりの唄”の歌詞カードを手に取り歌詞を読み上げた。“とんぶり食べなくても そんなに人生はあんまり変わらないけど…”これがスタジオの空気を一変させた。大悟は「あなたの横に、実は“名探偵DOZAN”がいる」と、この指摘に乗っかるが、改めて歌詞を読みなおしたふかわは「(とんぶりを食べなくても)人生変わらないかもしれないけど(食べると)ちょっといいことあるよ」という意味であることを説明した。

「ただただ、ふかわさんが“とんぶり”のことで秋田に行くのがしんどくなってきてるだけじゃないですか?」「それを断りにくいからこの番組で私を利用し…」と迫る大悟に、ついにふかわは「もういいよ!」「何なんですかさっきから!」と大爆発。そんなイラ立ちを隠せないふかわにDOZAN11が「あなたの今の怒りも、全部この歌に答え書いてます」と語り「イライラして八つ当たりしている日々が続くなら“とんぶり”食べましょう」と歌詞を読み上げ、再び“名探偵”ぶりを披露した。

大悟も「全て“とんぶり”を食えば解決するってことですよ。自分で歌ってるんですから」と諭し、観念したふかわは「“とんぶり”を…食べます」と改めて宣言。領収書については“承認”も“差し戻し”もされなかったが、ふかわが抱えていた悩みについては無事“解決”となった。

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