イングランドサッカー協会は５月21日、来月15日に開幕するEURO2024に挑むイングランド代表の登録候補メンバー33人を発表した。
落選組の中で最大の驚きと言っていいのが、マーカス・ラッシュフォードだ。実際、少なくない英メディアが、このリスト発表のニュースに、マンチェスター・ユナイテッドの10番の選外を見出しに使った。
今シーズンはユナイテッドで不調だったとはいえ、なぜ招集外となったのか。英衛星放送『SKY SPORTS』によれば、ガレス・サウスゲイト監督は記者会見で「もちろん難しい決断だった」としつつ、こう述べている。
「マーカスの場合、ピッチのそのポジションにいる他の選手たちはより良いシーズンを過ごしたと感じている。とても単純なことだ」
ライバル選手のほうが状態がよかった。指揮官はそう強調した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
