“活動の少なさ”を嘆いていたHYBE傘下所属のfromis_9、鬱憤を晴らすかのようなラブリーパフォ

ガールズグループfromis_9がラブリーなパフォーマンスで景福宮を染め上げた。

fromis_9は5月21日夜、ソウルに位置する景福宮の興礼門前特設ステージで行われた「2024 KBS KOREA ON STAGE-NEW GENERATION」に出演。

同イベントは韓国を代表する国家遺産をメインとする初の公演だ。2022年の青瓦台(大統領官邸)、2023年のウェンブリー・アリーナ(ロンドン)に続き、今年は国家遺産庁の発足を記念して景福宮で開催された。

この日、2つの人気曲で相反する魅力を見せたfromis_9。

まず『#menow』では、堂々と率直な気持ちを伝える歌詞を繊細かつ洗練されたボーカルで歌い上げ、観客の耳目を集めた。ここにメンバーの個性を表現した多様なピンクの衣装と柔らかなダンス、そしてより一層成熟した雰囲気が調和し、吸い込まれるような魅力のステージが完成した。

(写真提供=OSEN)fromis_9

続いて『Stay This Way』のパフォーマンスでは、清涼感たっぷりなエネルギーを噴出。メンバーが夏の海の波を連想させるダンスと月明かり、花火を表現したダンスで会場を盛り上げると、観客たちはサビの「Stay this way」をともに叫んでいた。

「KOREA ON STAGE」で相変わらずのラブリーさを見せたfromis_9だが、メンバーのイ・チェヨンは最近、活動の少なさについて“愚痴”をこぼしていた。

実際、fromis_9は2023年6月にリリースした初フルアルバム『Unlock My World』以降、これといった活動をしていなかった。約1年間もカムバックできていない状況だ。

さらにfromis_9は、その前年である2022年も6月に5thミニアルバムをリリースしただけだった。つまり昨年、1年の空白を経て初のフルアルバムを発表したが、そこからまた1年近く空白期を過ごしていることになる。

(写真提供=OSEN)fromis_9

イ・チェヨンが「私たちだけ」と述べているように、LE SSERAFIMやNewJeansなどの他レーベルの“HYBEグループ”はもちろん、PLEDISエンターテインメント所属のSEVENTEENなどは活発な活動で大きな人気を博している。

このような苦しい状況を吐露していただけに、今回のステージはメンバー、ファンの両者にとって意味深いものとなったはずだ

そんなfromis_9は今夏、「Weverse con Festival」「Water Bom 2024全国ツアー」ソウル、仁川(インチョン)公演など、複数の夏フェスに参加し、名実ともに“サマークイーン”らしい歩みを繰り広げる。

(記事提供=OSEN)

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