「iPhone 16 Pro Max」はメインカメラ強化・超広角カメラ48MPの噂再び

Image:M.TAMS/Shutterstock.com

ここ数年のフラッグシップiPhoneは、カメラの強化に注力を続けている。競合他社のように2億画素には達しないものの、レンズやセンサーの改良を重ねている格好だ。

そんななか、次期「iPhone 16 Pro Max」はより大きなメインカメラセンサーを搭載し、「iPhone 16 Pro」両モデルは初めて48MPの超広角カメラを搭載すると中国のリーカーが主張している。

WeiboユーザーのOvO Baby Sauce OvOによると、iPhone 16 Pro Maxのメインカメラはソニー製IMX903(未発表の大型カメラセンサー)のカスタム版を採用するという。かたやiPhone 16 Proは、iPhone 15 Proから引き続きIMX803センサーを搭載するとのことだ。

またiPhone 16 ProおよびiPhone 16 Pro Maxの超広角カメラは、どちらも48MPにアップグレードするという。現行のiPhone 15 Pro両モデルの超広角カメラは12MPに留まっており、4倍となる。

このリーカーはアジアのサプライチェーン情報に詳しいというものの、さほどの実績はない。ただし、iPhone 16全モデルのバッテリー容量につき、著名リーカーMajin Bu氏が省略したiPhone 16 Proの数値に言及していたことがある。

iPhone 16 Pro Maxに進化したメインカメラセンサーが搭載されるとの噂は、これが2度目だ。信頼性の高いWeiboユーザーDigital Chat Station氏も、iPhone 16 Pro MaxはIMX903のカスタム版が搭載されて「画像フラッグシップ」になると述べていた

そちらでは、カスタム版IMX903には、積層型デザイン(ダイナミックレンジ拡大とノイズ低減の効果)や高品質の画像データ変換を実現する14ビットADC(アナログ・デジタル・コンバーター)、DCG(Digital Gain Control)と伝えられていた。

iPhone 16 Pro両モデルに48MPの超広角カメラが搭載されるとの噂も、やはりアップルの未発表製品に詳しいリーカーInstant Digital氏が述べていた。ほか著名アナリストJeff Pu氏も早くから予想しており、さらに確度が高まったことになる。

これらの噂が正しければ、iPhone 16 Pro両モデルの超広角カメラで48MPのProRaw写真が撮れることを意味する。

12MPに対して48MPのProRaw写真は、ファイルサイズがおよそ3倍となる。毎年のように「次期フラッグシップiPhoneは最大2TBストレージ」が噂されてきたが、今年こそは実現するのかもしれない。

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