フィリーズ・スアレスが開幕9連勝! 7回10奪三振1失点の好投

【レンジャーズ2-5フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

日本時間5月22日、メジャー最高勝率を誇るフィリーズは本拠地シチズンズバンク・パークでのレンジャーズ3連戦がスタート。その初戦は5対2で危なげなく勝利を収め、連勝を4に伸ばした。フィリーズ先発のレンジャー・スアレスは7回108球を投げて被安打5、奪三振10、与四球2、失点1の好投で開幕9連勝。4番手のホセ・アルバラードが9セーブ目を挙げ、レンジャーズ先発のジョン・グレイは5回4安打2失点で2敗目(2勝)を喫した。

3回表にマーカス・セミエンのタイムリー二塁打で先制されたフィリーズは、すぐさま反撃を開始。3回裏一死2塁からカイル・シュワーバーのタイムリーで追いつくと、4回裏には先頭のブライス・ハーパーが二塁打を放ってチャンスメイクし、続くアレック・ボームのタイムリーで勝ち越しに成功した。6回裏にハーパーが11号ソロを放って3対1とリードを広げ、8回表にコリー・シーガーの7号ソロで1点差とされたが、8回裏にボームのタイムリー二塁打とブライソン・ストットの犠飛で2点を追加。3点リードの9回表は4番手のアルバラードがピンチを招きながらも無失点に抑え、試合を締めくくった。

フィリーズ先発のスアレスは自己最多タイの10奪三振を記録し、7回5安打1失点の好投。開幕から無傷の9勝目を挙げ、防御率を1.36とした。開幕10試合で9連勝かつ防御率1.50未満を達成したのは、1966年のフアン・マリシャル以来58年ぶり。また、開幕10先発での防御率1.36は、グローバー・アレクサンダーが1916年に記録した1.24、1915年に記録した1.31に次ぐ球団史上3番目の好成績である。なお、スアレスの防御率を上回るのは、メジャー全体で今永昇太(カブス/防御率0.84)だけとなっている。

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