懲戒処分…外出し帰らなかった陸士長、そのまま5日間も無断欠勤 朝霞駐屯地が発表、陸士長の性別は「公表できない。理由も言えない」 隊員ら捜索、駐屯地の外で陸士長を発見 「職務上のストレス」と語った22歳

陸上自衛隊・朝霞駐屯地

 陸上自衛隊朝霞駐屯地は21日、外出先から帰隊時刻に帰隊せず、正当な理由がなく5日間無断欠勤したとして同駐屯地第1施設大隊所属、陸士長(22)を停職5日の懲戒処分にした、と発表した。陸士長の性別について、同駐屯地広報室は「公表できない。理由も言えない」としている。

 同広報室によると、陸士長は2023年3月21日午前0時、規則で決められた時刻に帰隊しなかった。同隊員らが捜索していたところ、5日後の同月25日午後6時半ごろ、同駐屯地の外で発見、保護された。調べに対して陸士長は「職務上のストレスがあった」などと理由を説明している。

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