「カーボンニュートラル実現へ」富山大学と北陸電力が包括連携協定締結

温暖化ガスの排出量実質ゼロとする「カーボンニュートラル」の実現に向けて、共同研究などを一体的に進めようと富山大学と北陸電力グループが包括連携協定を結びました。

包括連携協定を結んだのは、富山大学と北陸電力および北陸電力送配電で、22日に調印式を行いました。富山大学と北陸電力グループは、これまでも共同研究などを行って来ましたが、カーボンニュートラル社会の実現と地域課題の解決を主軸として、共同研究や人材交流、施設や設備の相互利用を活性化するため、今回、連携協定を結びました。

富山大学・斎藤滋学長:「カーボンニュートラルに関する産学連携がこれまで以上に強固なものとなり北陸地域や日本の産業競争力向上に大いに貢献するものと考えております」

北陸電力・松田光司社長:「両社の強みを有機的に結合させて多様な課題に挑戦することで新たな価値・イノベーションの創出が実現されるということを信じております」

具体的な取り組みはまだ決まっていませんが、共同研究などの成果は北陸電力のサービスだけでなく地域社会に還元していきたいとしています。

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