アストロズがエンゼルスにサヨナラ勝ち タッカー16号&17号連発

【エンゼルス5-6xアストロズ】延長10回タイブレーク@ミニッツメイド・パーク

日本時間5月22日、アストロズは本拠地ミニッツメイド・パークでのエンゼルス3連戦の2戦目を迎え、6対5でサヨナラ勝ち。アストロズは現在、借金5でア・リーグ西地区3位だが、2位レンジャーズとのゲーム差を2に縮めた。アストロズ5番手のジョシュ・ヘイダーが2イニングをパーフェクトに抑える好リリーフで3勝目(3敗)をマーク。エンゼルス6番手のカルロス・エステベスはジェレミー・ペーニャにサヨナラ打を浴び、3敗目(0勝)を喫した。

初回にルイス・レンヒーフォの3号2ランで先制されたアストロズは、1回裏一死からカイル・タッカーの16号ソロ、ヨーダン・アルバレスの9号ソロと二者連続アーチが飛び出して同点に。4回表にザック・ネトのタイムリー二塁打などで2点を勝ち越されたが、6回裏にジョン・シングルトンの5号2ランで追いついた。7回表にケビン・ピラーに5号勝ち越しソロを浴びたものの、7回裏にはタッカーがこの試合2本目のアーチとなる17号ソロを放ち、またも同点に。そして、10回表をヘイダーが三者三振に仕留めると、10回裏一死2・3塁からペーニャにタイムリーが飛び出し、6対5でサヨナラ勝ちとなった。

タッカーは早くも今季4度目の1試合2本塁打をマーク。16号でメジャートップのガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)に並び、17号でメジャー単独トップに立った。打率はまだ3割を下回っている(.293)が、三振(36)を上回る四球(40)を記録しており、出塁率は優に4割超え(.425)。長打率(.649)とOPS(1.074)の両部門もメジャートップの大谷翔平(ドジャース)に迫る数字だ。昨季初めて打点王のタイトルを獲得した27歳のスラッガーは、今季さらなる進化を遂げようとしている。

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