アスレチックスが連敗を8で止める ブラウン同点弾、トロ決勝弾

【ロッキーズ4-5アスレチックス】@オークランド・コロシアム

日本時間5月22日、8連敗中のアスレチックスは本拠地オークランド・コロシアムでのロッキーズ3連戦がスタート。その初戦は7回表終了時点で2点のビハインドを背負っていたが、2本のアーチで逆転し、5対4で勝利して連敗を8でストップした。アスレチックス4番手のルーカス・アーセグが2勝目(2敗)を挙げ、5番手のメイソン・ミラーは圧巻の三者三振で9セーブ目を記録。ロッキーズは先発のカル・クアントリルが好投するもリリーフ陣が崩れ、3番手のタイラー・キンリーが今季初黒星(2勝)を喫した。

8連敗中のアスレチックスは初回にライアン・マクマーンの8号2ランで先制され、今日も苦しい展開に。3回裏にJ・D・デービスの3号ソロで反撃したが、5回表にエゼキエル・トーバーの6号ソロで1対3とリードを広げられた。6回裏に1点を返したものの、7回表にトーバーに2打席連発となる7号ソロを浴び、再び2点ビハインドに。しかし、7回裏一死1塁からセス・ブラウンの5号2ランで一気に追いつくと、8回裏先頭のエイブラハム・トロが5号ソロを放ち、これが決勝点となって連敗を8でストップすることに成功した。

アスレチックスはこれで今季20勝30敗。昨季は日本時間6月24日の開幕78試合目でシーズン20勝(58敗)に到達したが、今季はそれよりも1ヶ月も早く20勝目を挙げた。リードオフマンとして堅実な働きを見せるトロ、9割台のOPSをマークしている主砲ブレント・ルーカー、今日の試合を103マイルの剛速球で締めくくった守護神ミラーなど、少しずつではあるものの、着実に戦力が整いつつあり、昨季112敗を喫したチームは確実にレベルアップを遂げている。

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