「真っ先に欲しいって言った」小倉隆史が日本人ベスト11を選出! ボランチに選んだ遠藤航を獲得に動いた過去を告白「身体の強さ以上に...」

元日本代表FWの小倉隆史氏が、5月20日に公開された前園真聖氏のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」の最新コンテンツに出演。歴代日本人選手のベストイレブンを選出し、遠藤航とのエピソードを披露した。

ベスト11は、いずれも海外のクラブでプレーした選手から選出。システムは4-2-3-1で、GKが川島永嗣、DFが右から内田篤人、吉田麻也、冨安健洋、長友佑都、ボランチは中田英寿と遠藤、2列目は右から中村俊輔、小野伸二、三笘薫で1トップが岡崎慎司となった。

小倉氏は世界屈指の強豪クラブで躍動する遠藤について、「もう笑っちゃうでしょ。リバプールだよ」と称賛。昨夏の移籍時は、スタメンを確保するは難しいと予想していたという。

【動画】小倉隆史が日本人歴代ベストイレブンを選出!
また、自身が2016年に名古屋グランパスの監督を務めた際に、当時23歳で湘南ベルマーレに所属していた遠藤の獲得を目ざしていたと明かす。攻撃では課題があったが、守備が光っていたという。

「真っ先に欲しいって言ったの。湘南の遠藤に声をかけて話している。凄いのは、首をめっちゃ振るのよ。攻撃の芽を摘むだったり、ここって時に。デュエルのシュツットガルトの形もそう。身体の強さ以上に、ポジショニングと流れを読む力。そこが素晴らしかった。遠藤がいたら、中盤がめっちゃ楽だろうと思った」

結果的に、遠藤は浦和レッズに移籍し、共闘は実現しなかった。それでも小倉氏は、リバプールでの活躍を「うれしい。評価していた選手がそういうところに」と喜んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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