授業支援クラウド「スクールタクト」で単元の自動作成などの新機能を追加、課題一覧画面のデザインも変更

コードタクトは、同社の提供する授業支援クラウド「スクールタクト」において、現行の学習指導要領に基づいた同製品のオリジナル単元を自動で作成する「単元の自動作成機能」といった、新たな機能の追加と一部仕様変更を5月21日に実施した。

「スクールタクト」の新機能として追加された「単元の自動作成機能」では、現行の小学校・中学校の学習指導要領に対応した、「スクールタクト」オリジナル単元を自動で作成できる。単元には、授業で使うワークシートの雛形となる「課題テンプレート」が紐づけられている。

「スクールタクト」で授業を作る際に、学年・科目別の単元をワンクリックでまとめて作成可能であり、それぞれの単元に関連した「課題テンプレート」もより探しやすくなった。そのため、授業で必要なワークシートの作成時間を削減でき、教員の働き方改革につなげられる。

さらに、「スクールタクト」の回答一覧画面で児童生徒の回答に任意のラベルを設定可能な新機能として、「ラベル機能」が追加されている。ラベルは回答のフィルタリングに使用できる。また、児童生徒もどの回答に何のラベルが貼られているか、回答一覧画面より確認できる。

同機能を使って児童生徒の回答をグルーピングすることで、児童生徒は1つの問いに対して複数のアプローチや考え方があることを把握しやすくなる。これは、協働的な学びを促すための機能のひとつであり、児童生徒が意見や考え方の多様性を知り、自身の学びに生かしやすくするために開発されている。

あわせて、「スクールタクト」の課題一覧画面をより一覧性の高いデザインにリニューアルした。一覧性を高めることによって、児童生徒が必要な時に必要な情報を探しやすくしている。

「スクールタクト」は、データとAIを活用して主体的・対話的で深い学びを円滑に実現する授業支援クラウド。児童生徒と教員の両者にとって、「学校の時間」をより楽しく豊かなものにすべく開発された。

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