オスプレイ配備に伴う佐賀空港の駐屯地工事 騒音の懸念出ていた市街地を通る土砂運搬 3か月前倒しで終了

陸上自衛隊のオスプレイ配備計画に伴って佐賀空港で進められている駐屯地の建設工事で、市街地を通る土砂の運搬が20日に終了したことがわかりました。

佐賀空港では現在、陸上自衛隊の輸送機・オスプレイ17機などを配備するため、駐屯地の建設工事が進められています。

去年6月からは市街地を通って工事に必要な土砂の運搬が行われていました。

土砂は県内4か所からダンプカーで午前8時半から午後10時まで運ばれていましたが、住民や自治体からは騒音や交通渋滞などへの懸念の声が上がっていました。

土砂の運搬は当初、8月中旬ごろまで行われる予定でしたが、佐賀空港の別の工事で出た土砂を活用することで計画を前倒しし、20日に運搬を終了したということです。

九州防衛局は23日にも駐屯地に関係する自治体を集めた意見交換の場を開き、詳細について説明することにしています。

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