現地５月21日、MLB公式サイトが今季２度目のMVP模擬投票を行ない、その最新結果を発表した。現地20日時点のデータをもとに同サイトの有識者43名がそれぞれ５選手の名前を挙げ、１位に５点、２位に４点などとポイントを付けて集計。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、同僚ムーキー・ベッツに次ぐ２位となっている。
第１回目から順位に変動はなかったベッツと大谷。記事内では、「最新のMVP模擬投票が示す通り、ナ・リーグでチームメイトの２人が僅差の争いを繰り広げている」と報じられており、このままドジャースのワンツーフィニッシュとなれば、同一球団の２選手が上位を独占するのは、「25年ぶりの出来事」だという。
そのなかで大谷について同サイトは、「右肘手術の影響で今季登板していないが、ここ４年間で３度目のMVPを狙う彼の勢いが止まらない」と紹介。打率、長打率、OPS、安打数、塁打数でメジャー首位に立っている点にも触れ、「このスーパースターのスラッガーは、攻撃面でキャリア最高のスタートを切った」と注目を寄せていた。
なお今回、MLB公式サイトが発表したMVP模擬投票の結果は以下の通りだ。
■ア・リーグ
１位 フアン・ソト（ニューヨーク・ヤンキース、１位票28）
２位 カイル・タッカー（ヒューストン・アストロズ、１位票６）
３位 ガナー・ヘンダーソン（ボルティモア・オリオールズ、１位票２）
４位 アーロン・ジャッジ（ニューヨーク・ヤンキース、１位票３）
５位 ボビー・ウィットJr.（カンザスシティ・ロイヤルズ、１位票２）
■ナ・リーグ
１位 ムーキー・ベッツ（ロサンゼルス・ドジャース、１位票23）
２位 大谷翔平（ロサンゼルス・ドジャース、１位票18）
３位 ウィリアム・コントレラス（ミルウォーキー・ブルワーズ、１位票１）
４位 エリー・デラクルーズ（シンシナティ・レッズ、１位票１）
５位 マーセル・オズーナ（アトランタ・ブレーブス、１位票０）
構成●THE DIGEST編集部
