中国造船業、1~3月は三大指標とも上昇

中国造船業、1~3月は三大指標とも上昇

上海呉淞口国際クルーズ港に停泊する国産大型クルーズ船「愛達・魔都号」。(1月1日、ドローンから、上海=新華社記者/丁汀)

  【新華社北京5月22日】業界団体の中国船舶工業行業協会は20日、1~3月の中国造船業の三大指標(新造船竣工量、新造船受注量、手持ち工事量)を発表した。新造船竣工量は前年同期比34.7%増の1235万載貨重量トン(DWT)、新造船受注量は59.0%増の2414万DWT、3月末時点の手持ち工事量は34.5%増の1億5404万DWTだった。

 三大指標の世界シェアはDWT計算で、新造船竣工量が53.8%、新造船受注量が69.6%、手持ち工事量が56.7%となった。三大指標が世界上位10社入りした中国造船企業は、新造船竣工量が6社、造船受注量が5社、手持ち工事量が6社だった。

 上位10社への集中度は、新造船竣工量が67.4%、新造船受注量が61.2%、手持ち工事量が57.0%となった。

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