SMエンタ創立者のイ・スマン元総括P、約1年ぶりに公の場に…商標出願も行い復帰に向けて始動か

SMエンターテインメントの創立者であるイ・スマン元総括プロデューサーが、約1年ぶりに公の場に姿をあらわす。

イ・スマンは最近、新しいエンターテインメント商標を出願したことが知られており、復帰に注目が集まっている。

5月22日、韓国音楽著作権協会によると、イ元総括は来る30日にソウル・コンラッドホテルで開かれる国際著作権団体連盟(CISAC)の定期総会に、「文化の国境を越える:K-POP事例研究」というテーマで基調演説を行うという。

CISACは1926年に創立され、世界116カ国225団体を会員とする著作権分野で最大規模の国際団体だ。定期総会は韓国音楽著作権協会が20年ぶりに韓国に誘致し、27日から6月1日までの6日間、ソウル・汝矣島(ヨイド)一帯で開かれる。

一部では、イ元総括の基調演説が復帰の信号弾になると予測されている。

(写真=SMエンターテインメント)イ・スマン

先立って3日、イ元総括は個人会社ブルーミンググ・レイスを通じて「A20エンターテインメント(A20 Entertainment)」商標を出願した。商品分類には芸能娯楽業、スポーツおよび文化活動業、ビデオゲーム装置、広告業、通信サービス業、運送業などが含まれており、現在審査待機中だ。

ただ、イ元総括は昨年2月、自身が保有していたSM株18.4%を、HYBEに総額5200億ウォン(約600億円)余りで渡して結んだ「3年間国内競業禁止」条項により、商標が出願されるとしても、直ちに韓国国内で芸能企画会社として活動することは容易ではない。またイ元総括は、HYBEに競業禁止条項を解除してほしいと要請したが、受け入れられなかったと知られている。

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