「再び混乱に陥った」「努力を台無しに」ポチェティーノ監督が電撃退任のチェルシーを地元メディア記者が批判!「オーナーが何を望んでいるのか分からない」

チェルシーは現地時間5月21日、マウリシオ・ポチェティーノ監督との契約解除を発表した。

ポチェティーノ監督は今季からチェルシーの指揮官に就任。チームはシーズン序盤こそ低迷したものの、終盤には5連勝するなど最終的には6位でフィニッシュ。欧州のコンペティションに出場できる順位まで浮上していた。

そんななかでの電撃解任には、現地でも驚きの声が上がっているようだ。地元メディア『Football.London』の記者たちは、それぞれに疑問を呈している。ジョシュ・ホーランド記者は「衝撃的なニュース」とし、こう伝えている。

「シーズンを好調に終えた後にポチェティーノがクラブを去るのは奇妙だ。今シーズンを6位で終えたことは賞賛に値するし、来季、プレシーズンを経て彼らがどこまで勝ち進んでいくのかを見でも良かっただろう。しかし振り出しに戻ってしまった。オーナーが何を望んでいるのか分からない」

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また、アイザック・ジョンソン氏も以下のように批判した。

「オーナーである(トッド・)ベーリーの大胆な青写真が再び動き出す。ロマン・アブラモビッチでさえ、選手の入れ替わりが絶えないなかで、より安定した船を維持していた。ポチェッティーノの退任は、過去6か月で行なわれたすべての努力を台無しにするような気分だ。チェルシーは再び混乱に陥った」

チェルシーが次期指揮官に誰を招聘するのか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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