アニメ活用した人材育成で協定書締結 とちテレと成美学園

とちぎテレビ

とちぎテレビは22日、通信制高校などを運営する会社と地域振興などを目的にアニメーションコンテンツを活用して人材の育成に取り組む協定を結びました。

協定を交わしたのはとちぎテレビの須藤揮一郎社長と成美学園の酒井一光社長です。千葉県に本校を置く成美学園は、通信制高校やサポート校を関東6つの県で25校運営しています。このうち県内にある7校にはおよそ500人が在籍しています。

協定には地域振興を目的にとちぎテレビが保有するアニメーションコンテンツの活用などを通じて、人材の育成を図ることなどが盛り込まれています。

成美学園は来年、宇都宮校に「アニメ・声優科」を新たに設ける予定で、酒井社長は「自分らしく活躍できる人材を輩出したい」と意気込みを語りました。

また、とちぎテレビの須藤社長は「アニメ文化の振興と未来を担う人材育成への協力は意義があること」と話しました。

今後、とちぎテレビを通じて成美学園の生徒に声優から直接話を聞く機会を設けたり、アニメに関するイベントに参加してもらうなど、さまざまな学習の場を提供するということです。

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