6年以上共にした元マネージャーから詐欺罪で告訴された韓国俳優に「嫌疑なし」…所属事務所は“強硬対応”を予告

元マネージャーであり、元所属事務所代表と揉めていた俳優ジェヒの「嫌疑なし」が確定した。

5月22日、所属事務所ジェイグラウンドは「所属アーティストの詐欺疑惑の訴えに対して虚偽事実の強硬対応をする」と明らかにした。

「事実ではないので外部的対応を最大限自制してきた俳優の気持ちを十分に理解して見守ってきたが、これと関連して所属俳優の実名議論と悪意的な誹謗、無分別な虚偽事実が掲示されたので被害はそのまま該当アーティストが受け、当社はこれ以上虚偽記事の深刻性を黙過できないと判断した。悪性虚偽事実を作り、これをまき散らし俳優の人格と名誉を傷つける行為に対していかなる善処や合意はせずに強硬に対応する」と伝えている。

(写真提供=OSEN)ジェヒ

裏切り…嘘を流した元マネージャー

ジェヒの元マネージャーというA氏は「本人はジェヒと6年間、演技者とマネージャーとして仕事をしながら信頼を積んだ関係だが、2023年2月にジェヒが演技教室を開きたいと言い私に6000万ウォン(約600万円)を借りたが返済せずに連絡が途絶えた。ジェヒはA氏が仕事をするエンターテインメント社に専属契約解約を要求したりもした」とジェヒを詐欺罪で刑事告訴し、このような内容をメディアで記事化した。

しかし、これは調査の結果、すべて嘘であることが明らかに。

事実、A氏はジェヒの元所属事務所代表で、2023年1月頃に投資家との葛藤および法的争いが発生すると、ジェヒおよびその所属俳優に元所属事務所との専属契約を解約するよう提案。2023月2月頃、A氏は元所属者代表としてジェヒとの専属契約を解約し、ジェヒは未精算出演料7000万ウォン(約700万円)を受け取ることもできず専属契約が解約された。

しばらくして、A氏自身も前所属事務所の代表の座から退いた。

A氏は記事を出す少し前までジェヒが運営するアカデミーに訪ね、再び一緒に仕事をすることを提案したが、これを断ったジェヒに恨みを抱いていたことが分かった。

最近、A氏の告訴事件を捜査したソウル江西(カンソ)警察署はA氏の主張を受け入れず、ジェヒに対して詐欺疑惑がないと「嫌疑なし」として捜査を終結し、ジェヒに嫌疑なしの事件不送致を決定をした。

所属事務所は「6年間一緒に仕事をしたマネージャー、側近である業界関係者と本人を称して悪意的に虚偽記事を出した元所属会社代表A氏とメディアに、悪性虚偽事実で俳優の人格と名誉を毀損した行為に対していかなる善処や合意なしに強硬に対応する」と伝え、「力のないアーティストがA氏のような代表に利用されることがないよう、A氏を相手取って虚偽事実流布、名誉毀損、誣告罪の告訴で対応する」と発表した。

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