暑い屋上で排泄物を体中に付けたまま放置された?韓国で人気の犬訓練士(38)、“愛犬虐待疑惑”が浮上

犬の訓練士でテレビでも活躍していたカン・ヒョンウク(38)が自身の愛犬を虐待していたという疑惑に包まれ、衝撃を与えている。

5月21日、とあるオンラインユーザーがYouTubeのコメントを通じてカン・ヒョンウクの愛犬“レオ”について語り、注目を集めた。

レオはカン・ヒョンウクが引き取って育てていたシェパードだ。彼が20代の頃に2年半育てたが、深刻な経済難で訓練所に預け、その後再び引き取ろうとしたがすでに警察犬になっていたという。

レオの“最後”とは

約7年間、釜山(プサン)の科学捜査隊で警察犬として勤務したレオは、2019年に引退し、カン・ヒョンウクが再び引き取ったことで知られている。この話は韓国SBSのバラエティ番組『チプサブイルチェ』(原題)を通じて公開され、多くの人々に感動を与えた。

(画像=SBS)カン・ヒョンウクとレオ

当時、カン・ヒョンウクはレオについて「過去に私は動物に圧力を加える“しつけ法”を使っていた。無条件に服従させなければならないという考えていた時期があった。レオはその過程を経験した。昔のカン・ヒョンウクが、まさにレオだ」と語り、さらに悲しみを誘った。

2023年7月、カン・ヒョンウクは自身のSNSを通じてレオの死を遅れて知らせた。彼は当時、「2009.1.14-2022.11.3」という短い文章と共に、レオの写真をアップした。レオが2022年11月に天国に旅立ったことを間接的に伝えたのだ。

その後、『カン・ヒョンウクのBODEUM TV』に出演したキム・ヒソンがレオについて語ると、カン・ヒョンウクは「あるおばあさんがレオをちゃんと育ててくれとお願いし、ポケットからお金を取り出してくださった。レオはその後、年を取り過ぎて亡くなった。年を取った犬を育てる方々は、他の犬が亡くなったという話を聞くと、心臓がドキドキするとおっしゃる。それが自分の身に起こるかもしれないから」と心境を明かした。

しかし現在、カン・ヒョンウクにパワハラなどの疑惑が相次いで浮上しており、とあるユーザーが「レオが最後にどう亡くなったのか、みんな知っているのだろうか。無理に引き取って話題にしていたが、悲惨な最期がまだ信じられない」と意味深なコメントを残した。

コメントの作成者は「レオは最後に動けなくなっていた。当時勤務していたスタッフたちは知っているが、暑い屋上で排泄物を体中に付けたまま、水も飲めずに放置され、そのまま車のトランクに積まれて帰ってこなかった。通りかかったスタッフが少しずつ水を与えたのがすべてだ。スタッフもレオに情があったので、最後に挨拶くらいしたかった」と主張し、衝撃を与えた。

(写真=カン・ヒョンウクInstagram)

ただ、この内容の真偽はまだ確認されていない。そのためコメントを見たユーザーたちは「どうか事実でないことを願う」と切実な思いを伝えている。また、レオの訃報を知らせたカン・ヒョンウクの投稿にも、虐待疑惑に対する説明を求める声が続いている。

なお最近、オンラインコミュニティではカン・ヒョンウクが代表を務める「Bodeumカンパニー」の元社員たちによる口コミが拡散され、波紋が広がった。

彼らによると、カン・ヒョンウクは社員に対して、ガスライティング(精神的な虐待)や人格否定、業務外の要求などの嫌がらせを継続的にしてきたという。その否定的な口コミは2019年11月から投稿されてきたが、最近Bodeumカンパニーの閉鎖の噂が広まり、表面化した。

その後も各種コミュニティなどでは、カン・ヒョンウクに対する様々な疑惑が提起されている。最終的にカン・ヒョンウクが出演するKBS2の『犬は素晴らしい』(原題)は放送を休止し、ペット同伴イベント「ワンちゃんトレッキング」もカン・ヒョンウクの不参加を公式化した。

一連の疑惑についてカン・ヒョンウクが特別な立場を発表するのか、注目が集まっている。

(記事提供=OSEN)

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