【VOL.2】メジロマックイーン|武豊のベストパートナー5選

1992年天皇賞・春(GI)メジロマックイーンが史上初の連覇 写真:東京スポーツ/アフロ

昨年の2023年に大阪杯(ジャックドール)、有馬記念(ドウデュース)をで制し、史上最年長となる54歳でのGI制覇を果たした武豊(55)。自身の通算GI勝利数も史上最多となる81に伸ばした。

競馬界のレジェンドにふさわしい記録を塗り替え続けてきた武豊。その騎手生活を彩ってきた武豊の"ベストパートナー"とも言うべき名馬たちを紹介。※馬齢は当時の表記のまま

【VOL.2】メジロマックイーン

「平成の盾男」という異名を持つことでも知られる武豊。

そのイメージをファンに植え付けたのがこの馬・メジロマックイーン。4歳時に菊花賞を制するなどすでに名ステイヤーの片鱗を見せていたが、武豊とタッグを組んだ5歳時からさらにレベルアップ。

天皇賞(春)では好位から流れに乗って直線で突き放すという王道のレース運びで軽々と制覇すると、翌年の天皇賞(春)はトウカイテイオーとの世紀の対決が競馬ファンの注目を集めたが、レースになるとトウカイテイオーを寄せ付けることなく、好位から突き抜けて圧勝。

1992年に史上初の天皇賞(春)連覇を達成。ちなみに武豊自身はこのレース4年連続制覇となり、「平成の盾男」の名をほしいままにした。

その後は骨折などもあり、3連覇を目指した天皇賞(春)はライスシャワーの前に敗れ3連覇はならなかったが、続き宝塚記念を快勝してGⅠ4勝目をマークするなど、7歳秋まで長きにわたり活躍し続けた。

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