【試合詳細】5・22 Evolution新木場大会 Chi Chi&花園桃花vsウナギ・サヤカ&まなせゆうな ZONESvs雫有希 石川修司&高梨将弘vs大家健&渡瀬瑞基 田村男児vs八須拳太郎 ソイvsリアラ

『#Evolution新木場大会#15』
日程:2024年5月22日(水)
開始:19:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:183人

▼シングルマッチ 30分1本勝負
○米山香織(YMZ)
5分55秒 後方回転エビ固め
●帯広さやか(我闘雲舞)

▼シングルマッチ 30分1本勝負
○田村男児(全日本)
10分43秒 パワーボム→エビ固め
●八須拳太郎(PPP)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
石川修司(フリー)/○高梨将弘(DDT)
13分52秒 十字架固め
●大家健(ガン☆プロ)/渡瀬瑞基(ガン☆プロ)

▼シングルマッチ 30分1本勝負
●ZONES
15分45秒 泥中白蓮華
○雫有希(ファイティングサロン)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
●Chi Chi/花園桃花(フリー)
17分38秒 城門突破→片エビ固め
[ゆうなぎ]ウナギ・サヤカ(フリー)/まなせゆうな(ガン☆プロ)

ウナギがまなせとの約5年ぶりのタッグでEvo女を侵略!諏訪魔との対戦を求めるウナギの前にZONESが立ちはだかる!

オープニング

この日は第1試合でソイvsリアラのシングルマッチが予定されていたが、ソイが体調不良により欠場。代わりに米山香織vs帯広さやかのシングルマッチに変更となっていた。

新土リングアナがカード変更のアナウンスおよびお詫びを行い、いざオープニングコールというところへ突然リアラが乱入。

リアラ「ちょっと待ったちょっと待ったちょっと待ったァ~~ッ!!一言言わせてください!皆さんに伝えたいことがあります!今日試合が無くなってしまったこと、皆さん申し訳ありません!だけど私はソイと闘わないとEvo女でやる意味がない!Evo女のソイと一騎打ちして勝ってこのオーディション合格だと思ってるから。どこかで聞いてる社長や石川GM!聞いてますよね?!絶対に次どこかで私とソイ、100%の力で闘わせてください!お願いしまァァ~す!!」

新土リングアナとリアラで「Let‘s Evolution!」のオープニングコールが行われた。

第1試合

しっかり握手を交わしてからゴング。
ロックアップからリストの取り合い、ヘッドロックの攻防からクリーンブレイク。
米山が「来い!勝負だ!」と手4つを仕掛けるが、帯広が応じようとすると米山がつま先を踏みつける。怒った帯広が高速ロープワークで翻弄してからヒザカックン。ヒザをついた米山の顔面に低空ドロップキックを見舞う。

帯広がチョップ連打でコーナーに追い込み、串刺し攻撃を狙うも米山がかわして自爆させヘアホイップからコーナーで「Let‘s Evolution!」と笑顔で叫びながら顔面踏みつけ。

米山はボディシザースで捕らえるも、帯広が背後に倒れてカバー。幾度も繰り返してスタミナを削っていくが、米山が振り払ってロープに飛ぶ。帯広がダブルスレッジハンマーで迎撃してヘッドドロップを放つも、米山がかわして自爆させ逆エビ固めを狙う。

帯広は下からモンゴリアンチョップを見舞うも、米山もモンゴリアンチョップで応戦し、ぐるぐるパンチから千豚♪。さらに米山がノーザンライト・スープレックスを狙うが、帯広が振り払って串刺しバックエルボーからスライディング・ダブルスレッジハンマー。さらにイタリアンストレッチNO.32で捕らえるも、米山がロープに足をかけてブレイク。

帯広はチョップ連打からダブルチョップ。ロープに飛ぶが、米山が下から前方回転エビ固め。帯広も素早いフェイントから前方回転エビ固めも、これを読み切った米山が技アリの後方回転エビ固めで3カウントを奪った。

試合後、スクランブル出場にも関わらず全力で闘い抜いた2人は笑顔でしっかり握手を交わした。

第2試合

場内から大・男児コールが起きると、八須は「うるせー!」と嫉妬の炎を燃やす。
ゴングが鳴ると、八須はMMAスタイルで小刻みなステップからローキックで牽制。男児もアマレススタイルで素早い低空タックルから足を取りに行くが、八須は余裕を持ってコーナーブレイク。

八須はローキックから低空タックル。男児ががぶってロープに押し込んでブレイク。
八須はローキックから低空タックル。男児ががぶってロープに押し込むも、八須がリバースして男児の顔面に胸毛をわしゃわしゃと押し付けていく。男児は「ヴォエッ!」と心底気持ち悪そうな様子。

男児が八須をロープに押し込み、離れ際にブチブチと胸毛をむしる。
激怒した八須が男児をコーナーに押し付けながら胸毛をゴシゴシと男児の顔にこすりつけていく。八須が「これが胸毛攻撃だ!お前は胸毛が弱点かぁ~?」と挑発すると、場内からは大・八須コール。

八須がボディスラムを狙うも、耐えた男児が逆にボディスラム。しかし、気分が悪くなってしまっていた男児はすぐに追撃に行けず。
真っ向からのエルボー合戦となり、打ち勝った男児がロープに振ってランニング・バックエルボー。さらに高速ブレーンバスターからカバーも、返した八須が強烈なエルボーを入れてギアチェンジ。

コミカルな雰囲気から一転して試合開始直後のような緊迫でのエルボー合戦。男児は劣勢となるも、組み付いてボディスラムから逆エビ固め。さらに男児がコーナーに振っていくが、八須がひらりとエプロンに着地し、スワンダイブ式クロスボディ。

八須は「これが俺の胸毛ウォッシュだァ~!」とライオンプッシュアップで男児の顔に胸毛を押し付けていき、得意のスクワット式バックフリップ。さらに八須は「これが決まったら俺が勝っちまうぞ!」とバックドロップを狙うが、男児が振り払う。八須は怒涛のエルボー猛連打も、耐え抜いた男児もエルボー猛連打でコーナーに押し込んでマシンガンラリアット。

男児は必殺のパワーボムを狙うが、八須はショルダースルーで放り捨てて脱出し、スピアーをぶっ刺す。さらに八須がバックドロップ・ホールドも、カウントは2。
八須は再びバックドロップ・ホールドを狙うが、男児が必死の抵抗。ならばと八須は背後から組み付いて胴絞めスリーパーホールド。男児は意識を手放しかけるが、なんとかロープを掴む。

八須は左右の張り手の猛連打。キレた男児も張り手の乱れ打ちで応戦。打ち勝ったで八須が雄叫びを上げるも、男児がショートレンジ・ラリアットからロープに飛んでラリアット。さらにパワーボムで叩きつけて3カウントを奪った。

試合後、八須が座礼しながら握手を求める。男児がにこやかに応じると、八須は親愛の証として胸毛ハグをしようとするが、男児が丁重にお断りしながら足早に退場していった。

第3試合

ほんのりとユニオンのかほりが漂うタッグマッチ。
高梨と渡瀬の対面でゴング。素早いグラウンドでのバックの取り合いからリストロックの応酬、テイクダウンを巡る攻防からクリーンブレイク。両者タッチ。

石川と大家の対面。ロックアップでの力比べは石川の圧勝。クリーンブレイクの後に再びロックアップも、またも石川が軽々とロープに押し込んで離れ際に大家の髪型をぐしゃぐしゃにする。
怒りの大家がエルボー連打からヘッドロック、さらにショルダータックルでぶつかって行くも石川はビクともせず。何度ぶつかっても倒れない石川に対し、大家は「お前が来い!」と挑発。石川が交通事故のようなショルダータックルで大家を吹っ飛ばし、高梨にタッチ。

高梨はコーナーで大家の顔面を踏みつけて行くが、大家もチョップで反撃。高梨は挑発的に顔面を蹴りつけ、鼻を摘み上げつつ石川にタッチ。
石川は大家にチンロック。渡瀬がゆっくり歩きながら近付いて強烈なビンタを叩き込むと、プッツンした石川がとんでもない勢いで渡瀬を場外に叩き出し、客席で組み伏せながらマウントエルボーを連打。渡瀬はグロッキー状態となり一時戦線離脱。

その間に石川&高梨が大家を2人で踏みつけていたぶっていく。
代わる高梨は大家をコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、大家はブートで止めてフライング・ショルダータックル。高梨はこれをかわして自爆させ、ナックル連打。高梨がロープに飛ぶが、大家は風車式バックブリーカーで迎撃して渡瀬にタッチ。

渡瀬は高梨に串刺しジャンピングエルボーからカーフ・ブランディング。さらに相手コーナーに控える石川にビッグブートを見舞い、背後から迫る高梨にはドロップキック。さらに渡瀬がバックドロップを狙うが、高梨が振り払って石川へとプッシュ。石川がエルボーで迎撃し、高梨からタッチを受ける。

石川は重い重いエルボー連打から渡瀬をコーナーに寝かせて串刺しジャンピングニー。さらにファイヤーサンダーを狙うが、着地した渡瀬がエルボー合戦を挑む。打ち合いは石川が圧倒的に優勢。一発もらう度にたたらを踏む渡瀬だったが、気迫の連打で食い下がる。石川はヘッドバッドからラリアットを狙うが、渡瀬も意地のヘッドバッドで迎撃し、フルスイングのエルボーで石川を倒すことに成功。大家にタッチ。

大家は石川にヘッドバッドを連打。石川は無表情ですっくと立ち上がってヘッドバッド。ゴツゴツと頭蓋骨同士がぶつかり合う音が響く中、大家が組み付いてブレーンバスター。さらに足を踏み鳴らして炎のスピアーを発射も、石川がニーリフトで迎撃。高梨にタッチ。

高梨はボディブロー連打からぐるぐるパンチ。さらに延髄切りから変形シャイニング・ウィザード。石川が渡瀬を場外に叩き出し、場外ファイヤーサンダーでKO。
高梨がタカタニックを狙うが、大家が必死の抵抗。そこへ石川が串刺しラリアットを叩き込み、高梨のチンクラッシャーから石川のダイビング・フットスタンプ。さらに高梨がナックル連打からトラースキック。再びタカタニックを狙うが、振り払った大家がハリケーン・ドライバー。
大家がコーナーに上ってダイビング・ショルダーを見舞い、カミカゼ。すかさず渡瀬がダイビング・フットスタンプで追撃するも、石川がカット。
石川と渡瀬のエルボー合戦となり、打ち勝った石川がロープに飛ぶ。渡瀬は延髄切りで迎撃し石川を必死に押さえる。

大家は炎のスピアーを発射するも、その射線上に石川が渡瀬を放り込んだために誤爆。大家が起き上がった瞬間に石川がランニングニーをボディに突き刺し、大家が崩れ落ちたところへ高梨がハングオーバーで丸め込んで3カウント。

第4試合

試合前には額を突き合わせて視殺戦を展開。緊迫した空気の中でゴングが鳴る。
ロックアップでの力比べは互角。なんとかロープに押し込んだZONESが離れ際に逆水平チョップ。再びロックアップで組み合い、リストロックの応酬。経験値で勝る雫が多彩な形でZONESの返し技を封じていき、グラウンドに組み伏せてヘッドロック。ショルダータックルを放っていくも、ZONESが真っ向から迎撃。互角のぶつかり合いが展開されていくも、ZONESがふらついた瞬間に雫が強烈なショルダータックルで吹っ飛ばす。

雫はZONESをチキンウィング・アームロックで拷問。ZONESがロープの側まで近づく度にリング中央に引き戻して心を折りにかかる。さらにアームツイスト、ショルダーアームブリーカー、ヒジへのエルボースマッシュからの腕固めと腕への一点集中攻撃。ZONESは悲鳴を上げながらもなんとかロープを掴む。

雫はボディスラムからカバー。ZONESがキックアウトした際に上げた腕を取って再びチキンウィング・アームロック。さらに雫はロープに振って行くが、ZONESがフライングショルダーでふっ飛ばして反撃の狼煙を上げる。

ZONESは串刺しラリアットからコーナーに上ってダイビング・エルボードロップ。さらにファイヤーマンで担ごうとするが、雫がニーリフトで振り払ってショートレンジ・ラリアット。雫はコーナーに振って串刺しラリアットからマシンガンラリアット。さらにジャイアント・アームブリーカーから脇固め。ZONESはなんとかロープに足をかける。

雫はロープに飛ぶが、ZONESが下からすくい上げてバックフリップ。さらに逆エビ固めでどっしり腰を落とし、雫の回避運動に合わせてマフラーホールド。雫は苦悶の声を上げながらもロープを掴む。

互いに雄叫びを上げながらの真っ向からのエルボー合戦が展開されていき、ZONESがラリアットを見舞うも雫は倒れず仁王立ち。今度はラリアットで正面衝突する意地の張り合いが展開されていくも、雫がロープに飛んでのラリアットでなぎ倒す。さらに雫がブレーンバスターからサイド・スープレックス、続けてラリアットを狙うが、ZONESが追走ラリアットからバックドロップ。

ZONESはコーナーに上ってダイビング・ラリアットを発射も、雫がかわしてロープに飛ぶ。ZONESもかわしてロープに走り、全体重を浴びせながらのラリアット。さらにZONESがラリアットを放つも、キャッチした雫が脇固め。ZONESはなんとか逃れようとするも、雫は巧みに形を切り替えながら脇固めで絞り上げ、最終的にガッツリZONESの上に乗りながらの腕固めに捕らえる。ZONESはグロッキー状態ながらもなんとかロープに足をかける。

雫はチョークスラムからカバーもカウントは2。ならばと雫は旋回式無双から泥中白蓮華(※変形アナコンダバイス)で絞り上げてタップを奪った。

第5試合

Chi Chi&花園が奇襲して試合開始。早々に場外戦となり、ウナギがChi Chiを容赦なく観客席に叩き込んでいく。
ウナギがChi Chiをリングに放り込み、コーナーに叩きつけてまなせとともに顔面踏みつけ。さらにウナギがボディスラムからまなせにタッチ。

まなせはChi Chiをコーナーに振って串刺しラリアットからボディプレス。ウナギにタッチ。

ウナギはまなせとともに再びコーナーでChi Chiの顔面を踏みつけていき、観客からのブーイングに「聞こえないょ?」と煽ってさらにブーイングを引き出す。さらに急角度キャメルクラッチで拷問していき、背中へのギロチンドロップ。まなせにタッチ。

まなせはChi Chiの背中へのエルボードロップ。ウナギにタッチ。
ウナギは再び背中へのギロチンドロップ。まなせにタッチ。
まなせは背中へのエルボードロップ。ウナギにタッチ。
ウナギは背中へのギロチンドロップを2連発。まなせにタッチ。
まなせはショートレンジ・ラリアットも、花園がカット。2人でまなせをロープに振ろうとするが、まなせが2人まとめてショルダータックルで吹っ飛ばす。まなせはChi Chiをボディスラムで叩きつけてカバーも、ブリッジでするりと抜けたChi Chiがビッグブート。花園にタッチしようとするが、ウナギが分断して阻止。

代わるウナギは仁王立ちでChi Chiに好きなようにエルボーを打たせていく。ウナギは受けきった上でボディスラムで叩きつけ、まなせにタッチ。
まなせは強烈なエルボーからラリアットを狙うも、エプロンから花園がカット。Chi Chiはドロップキックからビッグブートを叩き込み、花園にタッチ。

花園は猛然とウナギに向かっていくが、コーナーで捕縛されてしまう。ウナギ&まなせが2人でロープに振るも、花園が高速ロープワークで翻弄。2人の手を掲げ上げて「イエーイ♪」と油断させてからフェイスクラッシャー、低空ドロップキック。さらにまなせにコルバタ式カニバサミクラッチからブレーンバスターを宣言。まなせが振り払うと、花園はお花さんでぶん殴っていくが、まなせにはノーダメージ。お花さんを場外に投げ捨てる。

すると、花園は泣いてしまう。場内から「謝れ!」の声が飛ぶが、まなせは「なに泣いてんだ!」と容赦ないラリアット。ウナギにタッチ。
ウナギは串刺しバックエルボーから開脚式フェイスクラッシャー、ギロチンドロップと連撃。さらに大ふへん固めを狙うが、花園がスクールボーイで切り返して胴絞めスリーパーホールド。まなせが花園を振り切ってカット。

ウナギ&まなせが2人で花園をロープに振るが、花園が2人の攻撃を誤爆させて2人を重ねた上でのフットスタンプ。さらに「よっしゃ行くで~!」からのスイングDDTから「終わりぃ~!」とデルフィンクラッチを狙うが、Chi Chiが激しくタッチを要求。

タッチを受けたChi Chiがウナギに串刺しビッグブートを連打し、卍固めを狙うがウナギが振り払ってビッグブート。ロープに飛ぶが、花園が場外から足払い。2人でウナギをロープに振って合体ドロップキック。さらにChi Chiがウナギの上に花園をボディスラムで投げ落とす。

Chi Chiはウナギに卍固め。ウナギはなんとかロープを掴む。
Chi Chiは貫通ビッグブートからコーナーに上ってミサイルキック。吹っ飛んだウナギに花園がダイビング・フットスタンプ。Chi Chiはノーザンライト・スープレックス・ホールドで叩きつけるも、まなせがカット。
Chi Chiは再びコーナーに上っていくが、まなせがカット。ウナギがChi Chiを追ってコーナーに上がり、雪崩式ブレーンバスター。さらにブレーンバスターを狙うが、Chi Chiが逆にブレーンバスター。ウナギが即座に起き上がってビッグブートで顔面を蹴り飛ばすと、両者大の字に。

Chi Chiとウナギが膝立ちになりながらエルボーを打ち合っていき、場内は大歓声に包まれる。
Chi Chiが気迫の連打も、ウナギはフルスイングの一撃で吹っ飛ばす。ウナギが突撃していくも、Chi Chiはカウンターのルー・テーズ・プレス。さらにエルボー猛連打も、ウナギは受けきってビンタ。ウナギがロープに飛ぶと、Chi Chiはトラースキックで迎撃してからエクスプロイダーで叩きつけるもカウントは2。

Chi Chiは「終わりだ!」とバックドロップを狙うが、まなせがカットしてショルダータックル。ウナギが大ふへん固めで捕らえるも、花園がヒザカックンでカット。まなせが花園をラリアットで排除し、Chi Chiにバックフリップ。ウナギがChi Chiにこれより我は修羅に入る!を投下するもカウントは2。
ならばとウナギは城門突破で叩きつけて3カウントを奪った。

ウナギはマイクを取り、Chi Chiの髪を掴みながら語りかける。

ウナギ「おい、Chi Chi。これで分かったか?お前は確かに勢いがある。ただ、くぐり抜けてきた修羅場の数がちげーんだよ。おい、Evo女!これで分かっただろ?オーディションなんて必要ないんだよ。オイ!次は諏訪魔!諏訪魔ァ!どこ行った?!おい諏訪魔!」
まなせ「どこだ諏訪魔!出てこーい!」
ウナギ「アイツどこ行きやがった。プロデューサーなのに見てないとかある?」

(※ZONESがリングに上がってくる)

ZONES「お前ごときに諏訪魔さんは出てきませぇ~ん!オイ、ウナギ・サヤカ。Evo女で1回勝ったくらいでEvo女に勝った気になってんじゃねーよ。Evo女にはこのZONESがいるんですよ」
ウナギ「おいどうなってんだ。脂身!おい脂身、出てこい。」

(※「脂身社長」と手描きしたTシャツを着た中西代表がエプロンに上がってくる)

ウナギ「おめー、気に入ってんじゃねーぞその名前。これで分かっただろ。Evo女とやっても意味ない。諏訪魔と組め」
中西「ZONESもああ言ってるんで、一旦ZONESとやってもらっていいですか?」
ウナギ「分かったよ。その代わり、おい脂身おめー、次勝ったら絶対に諏訪魔と組めよ?いいな?おい、ZONES、お前を査定してやるよ」
ZONES「ということで!脂身さんが試合組んでくれるはずなんで、このZONESがウナギ・サヤカをぶっ倒します!」

(※ウナギ&まなせが退場していく)

ZONES「えー、ちょっとChi Chiがこの状態なんで私が締めます。今日は新木場1stRINGにお集まりいただきありがとうございますChi Chiが残念だったけど、絶対ウナギ・サヤカの好きにはさせません。このZONESが脂身さんが組んでくれた試合でウナギをぶっ倒して、Evolutionをまた正しい道に導きたいと思います。じゃあ、Evo女今日2人負けちゃったんですが、元気にLet‘s Evolution!で締めたいと思います。明日から頑張ろうぜ!Let‘s Evolution!ありがとうございました!」

<試合後コメント>

ウナギ・サヤカ&まなせゆうな
ウナギ「まあ、当たり前の結果でしょうよ。実は、私たち東京女子のときに組んで以来……5年ぶりくらい?」
まなせ「だねえ。多分ねえ?」
ウナギ「そんなことあります?(笑)」
まなせ「おんなじとこいんのにね(笑)」
ウナギ「そんなメモリアルをEvo女でやるっていう。どうしても組みたかったんで、呼んで来てもらったけど、やっぱり自団体とか他団体とか関係ないんで。他団体だろうが、自分のとこだろうが、やりたいことやるのがプロレスラーなんで」
まなせ「そうだねぇ」
ウナギ「やれるもんなら阻止してみろよ、ということで!今日はメモリアルゆうなぎの圧倒勝利ということで!私は諏訪魔と絶対に試合をして」
まなせ「私もしたい!」
ウナギ「おぉっ!」
まなせ「諏訪魔したい。諏訪魔なんでいなかったの?呼んだよね?最後ね?」
ウナギ「諏訪魔見とけよ!」
まなせ「オイ!諏訪魔ァ!見てるかァ?!初めましてェ!!まなせゆうなダァ!ウナギの友達のまなせゆうなダァッ!!」
ウナギ「スゲー奴連れてきただろ!コイツもまあまあな問題児だからなァ?!」
まなせ「でも今日はウナちゃんが勝ってくれたから、次どうなんの?ZONES?」
ウナギ「おう。でもまなせゆうなは自己中心的な女なんで、多分次も……」
まなせ「でもすごい今日は空気読んだでしょ?(笑)」
ウナギ「あんなまなせゆうなが空気読んだの初めて見たけど!(笑)」
まなせ「久しぶりだったからさ」
ウナギ「制御不能の爆発メチャクチャ女だから。マジでウナよりもブーイングされろ!!」
まなせ「Yeah~♪」
ウナギ「ZONES!お前を査定してやる!そして次は諏訪魔を引きずり出す!覚悟しとけ!」

Chi Chi
「……ありがとうございました。ちょっと試合、受け入れがたいんですけど負けてしまって。今日、『ウナギさんが参戦するならもうEvo女に来ない』みたいなSNSの書き込みとか見てて。今日は私が絶対勝たないといけないなとすごく思ってて、試合前の売店でもいつも以上に『頑張ってね!』って言葉を色んな方にいただいて。私にかかってるなと思ってたんですけど、最後自分の力不足で負けてしまって、すごくやるせない気持ちでいっぱいです。今までシングルマッチとかでも負けて悔しい思いをいっぱいしてきたんですけど、今日はちょっと、想いが違ったというか。試合に対する違う覚悟をしての試合だったんで。申し訳ない気持ちでいっぱいです。最後、ZONESがやるって言ってたんですけど、ZONESに全部任せる気持ちも無いと言うか。自分も悔しいんで、明日にでもまた闘いたい気持ちはあるのですが、一旦ここはZONESに任せようと思います」

――ZONES選手に任せなければならないという悔しさはありますか
「そうですね……。自分もここで結果がこれだったんで、何も言う権利がないといいますか。自分が何を言っても誰にも聞いてもらえない立場ではあるので」

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