群馬県産桑の実ジャムとカスタード… 富岡製糸場のご当地ランチパック、関東甲信越限定で販売 無料配布も 

富岡製糸場のご当地ランチパック

 世界遺産登録10周年を記念し、富岡製糸場(群馬富岡市)の「ご当地ランチパック」が1日から、関東甲信越で販売される。シルクエキス入りカスタードと県産桑の実ジャムを具材に使い、パッケージに製糸場の写真を配した。製糸場の入場者に無料配布するイベントも行う。

 山崎製パン(東京都)が市に打診し、協業して商品化した。濃厚なカスタードと甘酸っぱい桑の実ジャムの対比が楽しめるという。パッケージには、工女ばかまを着た同社キャラクター「ランチちゃん」も描かれた。

 7月31日まで「デイリーヤマザキ」や各スーパーで販売する。メーカー参考価格は158円。

 市は6月の1日と25日、7月3日の計3日間、製糸場西置繭所で無料配布する。各日午前9時から、なくなり次第終了。

 関連行事として6月8日、同所でサンドイッチ作り教室も開く。3歳から小学生までの親子10組20人を募集する。

 問い合わせは市富岡製糸場課(☎0274-64-0005)へ。

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