「サイ・ヤング賞と新人王レースの最前線に立っている」MLB公式が今永昇太を“ルーキー・ホットリスト”の1位に選出

『MLB.com』は5月22日、「過去1か月に優れた成績を収めた10人の新人」をピックアップする「ルーキー・ホットリスト」の5月版を発表し、1位にシカゴ・カブスの今永昇太を選出した。同リスト4月版で今永は2位に入っていた。

「疑いもなく、イマナガはこの2か月で脚光を浴びてきた。4月版では2位だったが、シカゴで続けている活躍でトップの座に躍り出た。地区タイトルを目指してローテーションを率いている左腕は、カブスで最も有能なスターターであり、24年シーズンの球界で最も輝かしいストーリーラインのひとり」と高評価した。

さらに、「防御率は1点を下回る0.84で、サイ・ヤング賞と新人王レースの最前線に立っている」と現状のMLBトップ投手と位置付け。「この直近の期間(現地4月20日~5月18日)で、3勝0敗、38回1/3を投げて、42奪三振、防御率1.17。しかも与四球は7つだけという好成績を残した」と、新人トップに選んだ理由を説明している。
2位にはジョーイ・オルティス(前回9位/ブルワーズ)、3位にウェンシール・ペレス(同圏外/タイガース)、4位にメイソン・ミラー(同6位/アスレティックス)、5位にウィラー・アブレイユ(同圏外/レッドソックス)が入っている。

6位以下は、ルイス・ギル(同圏外/ヤンキース)、オット・ロペス(同圏外/マーリンズ)、ブライアン・ハドソン(同圏外/ブルワーズ)、ジャレッド・ジョーンズ(同10位/パイレーツ)、アンディ・パヘス(同圏外/ドジャース)という顔ぶれとなった。

構成●THE DIGEST編集部

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