ブルーベリー生産者が集うシンポジウム 盛岡で6月28、29日

「シンポジウムを通じてブルーベリーに興味を持つ人が増えてほしい」と願う松本正勝さん

 ブルーベリー生産者らが集う第23回全国産地シンポジウムは6月28、29の両日、盛岡市盛岡駅西通のアイーナを主会場に開かれる。岩手県では22年ぶり2回目の開催で、産地の現状紹介やスイーツ、栽培器具の販売会を予定。高齢化を背景に生産量が減少傾向にある中、果実の魅力を伝え担い手の拡大を目指す。

 今年設立30年を迎える日本ブルーベリー協会と、県や盛岡市などでつくる実行委が主催。テーマは「イーハトーブの風をふたたび・ブルーベリーで持続可能に」とし、生産者の情報共有の場とする。

 シンポジウムは28日午前11時半に受け付けを開始する。事前申し込みが必要で、締め切りは31日。定員は初日200人、2日目100人。参加費(県内在住者)は初日のみが3千円、2日目のみは7千円、両日参加は9千円。販売会は28日午前11時~午後5時で入場無料。申込用紙は盛岡市公式ホームページからダウンロードでき、実行委事務局のファクス(019.696.3301)などで受け付ける。

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