「歴史に名を刻んだ」EL初制覇のアタランタ、指揮官は戦いぶりに大満足「必ずしもリバプールやユベントスより優れたチームではないが…」

セリエAのアタランタは現地時間5月22日、アイルランドのダブリンで開催されたヨーロッパリーグ(EL)の決勝で、今季ここまで公式戦51戦無敗でブンデスリーガを制したレバークーゼンと激突した。

序盤から押し込むアタランタは、12分にダビデ・ザッパコスタのクロスにアデモラ・ルックマンがダイレクトで合わせて先制。26分にもルックマンが追加点を奪う。

さらに75分にも、このナイジェリア代表FWが強烈な一撃を突き刺して3-0の快勝。見事に初優勝を果たした。

UEFAの公式サイトによると、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は試合後のインタビューで「歴史に名を刻んだ」と喜びを爆発させている。

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「(準々決勝で)リバプール、(ラウンド16で)ポルトガルリーグを優勝したスポルティングを破ったんだ。リバプールと対戦した時、彼らはプレミアリーグで首位にいた。そして今回はドイツチャンピオンを撃破した。信じられないよ」

また、「選手たちは素晴らしかったし、記憶に残るパフォーマンスだった」とチームを称えている。

「我々は必ずしもリバプールやユベントスより優れたチームだとは思っていないが、今夜は我々の方が良かったはずだ。常に危険だった。素晴らしいゴールを3つ決めたし、もっと得点するチャンスもあった」

難敵を圧倒した戦いぶりに、指揮官は大満足のようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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