「解決策を見つけられなかった」無敗記録ストップのレバークーゼン、シャビ・アロンソ監督は完敗を反省「アタランタはとても勇敢だ」【EL決勝】

現地時間5月22日にアイルランドのダブリンで開催されたヨーロッパリーグ(EL)のファイナルで、今季ここまで公式戦51戦無敗のブンデス王者レバークーゼンは、セリエA5位のアタランタと対戦した。

EL初優勝が懸かるレバークーゼンは、序盤から押し込まれる展開が続く。12分に左サイドを突破されてアデモラ・ルックマンに先制弾を献上すると、26分にも自陣でのミスから再びルックマンに追加点を奪われる。

75分にも、このナイジェリア人FWにネットを揺らされて3失点。攻撃ではほとんど決定機を作れず、そのまま0-3で敗れて準優勝に終わり、公式戦無敗記録も51で止まってしまった。

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UEFAの公式サイトによると、レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督は、「今日はアタランタの方が優れていて、トロフィーにふさわしかったと認めなければならない。先制点を取られた後、我々は問題を抱えて解決策を見つけられなかった」と試合を振り返っている。

「アタランタはとても勇敢だ。彼らは1対1の状況になることを恐れない。それは彼らが今季になって始めたのではなく、何年も前からやっている。特別なチームだ。いつもなら自分たちはもっと良いポジションを取れるのだが、今日はそれができなかった」

レバークーゼンは25日、カイザースラウテルンとのDFBカップ決勝を控える。今季のラストマッチで有終の美を飾れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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