カージナルス3連勝 オリオールズの「被スイープなし」を止める

日本時間5月23日、カージナルスは前日の試合が雨天サスペンデッドとなったため、オリオールズと変則的なダブルヘッダーを戦った。前日の途中から再開された第1試合は、再開直後の6回裏に2点を勝ち越して3対1で勝利。続く第2試合は5対4で逆転勝利を収め、見事にオリオールズ3連戦をスイープした。オリオールズは2試合以上のカードで106カード連続被スイープなしを継続していたが、その記録がついにストップ。これは1942~44年に125カード連続被スイープなしを記録したカージナルスに次ぐ史上2位タイの大記録となっている。

ダブルヘッダー第1試合【オリオールズ1-3カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

1対1の6回裏から再開された試合は、6回裏二死1塁からノーラン・ゴーマンの8号2ランでカージナルスが勝ち越し。この2点を3投手の継投で守り抜き、3対1で勝利した。カージナルス先発のランス・リンが6回2安打1失点(自責点0)で2勝目(2敗)を挙げ、4番手のライアン・ヘルズリーは15セーブ目を記録。オリオールズ2番手のジェイコブ・ウェブが3敗目(0勝)を喫した。なお、カージナルスのラーズ・ヌートバーは初回の第1打席で見逃し三振に倒れた際に抗議して退場となっており、今日再開された試合では出場なし。この試合の成績は1打数ノーヒットに終わった。

ダブルヘッダー第2試合【オリオールズ4-5カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

3回裏にガナー・ヘンダーソンのタイムリーなどで3点を先制されたカージナルスは、5回裏にヌートバーのタイムリーで反撃。6回裏にブレンダン・ドノバンの2点タイムリー二塁打と相手のエラーで3点を奪って逆転すると、7回裏にはメイソン・ウィンの2号ソロで5対3とリードを広げた。9回表無死1・3塁からカイル・スタワーズに大飛球を打たれたが、右翼ヌートバーが好捕してピンチを脱出(犠飛+ダブルプレー)。5対4で逃げ切り、見事にオリオールズ3連戦をスイープした。カージナルス2番手のジョン・キングが今季初勝利(1敗)を挙げ、4番手のライアン・フェルナンデスはメジャー初セーブを記録。オリオールズ2番手のコール・アービンは2敗目(4勝)を喫した。守備でチームを救ったヌートバーは4打数1安打1打点。今季の打撃成績は打率.213、出塁率.329、OPS.715となっている。

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