エンゼルスがアストロズ3連戦に勝ち越し パリスの一発が決勝点

【エンゼルス2-1アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

日本時間5月23日、エンゼルスは敵地ミニッツメイド・パークでのアストロズ3連戦の最終戦を迎え、2対1で勝利。接戦を制し、同地区対決3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。エンゼルス先発のタイラー・アンダーソンは8回95球を投げて被安打6、奪三振4、与四球2、失点1の好投を見せ、5勝目(4敗)をマーク。2番手のルイス・ガルシアが3セーブ目を挙げ、アストロズ先発のハンター・ブラウンは6回2安打2失点と力投したものの、援護に恵まれず5敗目(1勝)を喫した。

3回表一死1・3塁の先制機を生かせなかったエンゼルスだが、5回表一死からミッキー・モニアックが四球を選んで出塁すると、続くカイレン・パリスが左中間への1号2ランを放ち、2点を先制。パリスにとって嬉しいメジャー初本塁打となった。直後の5回裏にマウリシオ・デュボンのタイムリー二塁打で1点を返されたものの、アンダーソンは7回裏二死1・3塁のピンチを切り抜け、8回6安打1失点の好投。1点差の最終回はガルシアが三者凡退に抑え、勝利を締めくくった。

記念のホームランボールを受け取ったパリスは「素晴らしい気分だ。チームをリードに導き、試合の勝利とカード勝ち越しに貢献することができたのは、僕にとって特別な瞬間だった」とコメント。試合後にはチームメイトからのビールかけで祝福された。好投して5勝目を挙げたアンダーソンも「あの一打は大きかった」とパリスの初本塁打を称賛。「本当にいい選手になるだろう。彼が攻撃面で努力していることも知っているし、今日は大きな2ラン本塁打を放ち、チームを勝利に導いてくれた」と後輩の活躍に目を細めていた。

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