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気象庁によると2024年5月26日午前6時現在、フィリピンにある熱帯低気圧が12時間以内に台風になる見込み。発生すれば「台風1号」になる。今後の動きについて、気象庁の進路予想に加え、米軍合同台風警報センター(JTWC)とヨーロッパ中期予報センターの見方も参考に調べた。⇒【台風1号発生】日本への影響は?
気象庁の進路予想
熱帯低気圧は26日午前6時現在、フィリピンにありゆっくり北に進んでいる。26日午後6時には台風に発達している見込み。同時刻時点の中心気圧は1002ヘクトパスカルで中心付近の最大風速18メートル、最大瞬間風速は25メートルとみられる。
その後、フィリピンを北上し続け、27日ごろから北東寄りに進路を変えるとみられる。28日、29日は沖縄、日本の南を北東に進む見込み。まだ予想進路には幅があるが、31日午前3時時点の予報円に関東地方、東海地方が含まれている。29日午前3時時点の勢力は中心気圧985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速30メートル、最大瞬間風速は40メートルの見込み。暴風警戒域は中心の南東側340キロ、北西側330キロ。気象庁の26日午前8時発表の天気予報を見ると、27日から全国的に雨模様となっており、台風の影響に注意が必要だ。
米軍(JTWC)の見方は(※参考)
米軍合同台風警報センター(JTWC)のサイトを調べると、台風1号になる見込みの熱帯低気圧は気象庁と同様に今後、日本の南を北東寄りに進むとみているようだ。29日から30日ごろにかけ沖縄地方が風速15メートル以上の強風域に入る可能性があるとの見方で、31日午前3時時点では風速15メートル以上の可能性がある強風域が四国、近畿地方などにかかっている。
中心付近の風の強さ
5月26日午後3時:21メートル 5月27日午前3時:26メートル 5月27日午後3時:31メートル 5月28日午前3時:39メートル 5月28日午後3時:39メートル 5月29日午前3時:41メートル 5月30日午前3時:31メートル 5月30日午前3時:23メートル
ヨーロッパ中期予報センターの見方
リアルタイムの気象情報を提供するチェコの企業「ウィンディ・ドットコム」では、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)によって提供された解析気象データを基に台風の10日先までの動きを、アニメーションを使い視覚的に分かりやすく知ることができる。画面左下の「▷」ボタンを押すと、台風の動きが再生される。