「あなた名義の電話を暴力団が使っています」「電話がとまります」自動音声の予兆電話 詐欺に発展も

愛媛県警察によりますと、「電話が止まります」などという自動音声の予兆電話を、5月23日だけで県内で8件認知したということです。

固定電話に、NTTなどの通信事業者名を名乗り「この電話はあと1、2時間で止まります。内容を詳しく確認したい方は、1番を押してください」などという自動音声が流れ、音声に従ってダイヤル1番を押すと電話がつながり「東京であなた名義の携帯電話が契約されており、この電話を暴力団が使っていました」や「解約するので、住所や生年月日を教えてください」などと言われるということです。

この後、警察や検察を名乗る犯人につながり、調査や口座凍結回避名目等での振込みや、通帳やキャッシュカードの送付を要求される詐欺に発展しているということです。

【認知状況】
〇松山市(松山南署管内)午前9時台に4件
〇伊予市午前11時台に2件
〇今治市(今治署管内)午後0時台に1件
〇松山市(松山西署管内)午後2時台に1件

警察は、突然「電話が止まる。電話が使えなくなる」などと電話があっても、焦らず、一度電話を切るよう呼びかけています。

また、電話でお金の話になれば、電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。

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