2024年6月2日(日)、広島県北広島町壬生にて「壬生の花田植~無形文化財合同まつり~」が開催されます。
壬生(みぶ)の花田植は、昭和51(1976)年に国の重要無形民俗文化財に指定され、平成23(2011)年にはユネスコ無形文化遺産に登録された行事です。
中国地方一帯では、太鼓をたたき笛を鳴らして田植唄を歌いながら大勢で田植をする「はやし田」、「田ばやし」と呼ばれる民俗行事が伝えられています。
これは田植作業をしながら稲作の平穏と豊穣を祈り、「田の神」を祭る稲作儀礼であると同時に、苦しい田植作業に従事する人の慰安や、農村の数少ない娯楽としての要素ももつ一大行事でした。
牛には造花で飾った豪華な花鞍をのせ、太鼓や笛の音にあわせて着飾った早乙女が苗を植える様子が華やかなことから、「花田植」と呼ばれるようになったといわれています。
一年に一度の一大田園絵巻を、ぜひお楽しみください。
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提供元:NPO法人壬生の花田植保存会
壬生商店街・花田植特設会場スケジュール
広島・島根交流神楽(神楽会場)
※注意事項
・客席での飲食は禁止です。
・写真撮影可(ストロボ不可)。
・動画撮影不可。
・やむを得ず出演団体・演目が変更になる場合があります。
壬生の花田植~無形文化財合同まつり~ 概要
ひろしまリード編集部