始まりはSNSの副業広告…参加した「投資グループ」で128万円だまし取られる 中越地方の女性、新潟県警に詐欺被害届け出

 交流サイト(SNS)を通じて投資に勧誘され、現金約120万円と電子マネー8万円分をだまし取られたとして、新潟県中越地方の女性が5月23日までに新潟県警柏崎署へ届け出た。柏崎署はSNS型投資詐欺とみている。

 柏崎署によると、女性はスマートフォンでSNSに掲載されていた副業を誘う広告にアクセスし、別のSNSの2次元コードに誘導された。そこで何者かとのやりとりが始まり、SNS内の投資グループに参加した。

 女性は5月18日から21日にかけ、違約金や追加投資の名目で金を要求され、指定された口座に電子マネーや現金などを送金した。その後、女性が口座から返金を要求すると、返金には出金額の70%の送金が必要だと要求され、さらに送金した。しかし、それでも返金されなかったことから、被害に気付いた。

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