事故対応中の事故を防げ 警察と高速道路の管理会社が訓練で二次的な事故への巻き込まれ防止を確認 岩手・西和賀町

高速道路で発生した事故に対応する人が二次的な事故に巻き込まれるのを防ごうと23日、高速道路の管理会社と警察による合同訓練が西和賀町の秋田自動車道で行われました。

この訓練は、ネクスコ東日本と東北管区警察局が合同で毎年行っているもので、錦秋湖サービスエリアの近くに設けられた会場には、東北各県から関係者約100人が集まりました。

高速道路で発生した事故への対応は危険が伴うため、訓練は対応に当たる人が二次的な事故に巻き込まれるのを防止する目的で開かれたものです。訓練の参加者は、トランシーバーなどを使った情報共有で関係者同士の連携を密にすることなどを確認していました。

(ネクスコ・パトロール東北 北上事業所 高橋 俊行 所長)
「関係機関と連携を取りながら互いに声を掛け合って行くことが大事」

新型コロナ5類移行後は高速道路の交通量の増加から訓練の重要性は増していて、この合同訓練は24日も行われる予定です。

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