【大活躍中の注目選手⑤】MLB屈指の強打者が本塁打量産態勢に突入!

2024年シーズン8週目(現地5月13~19日)の週間MVPが発表され、ア・リーグはヤンキースの主砲アーロン・ジャッジが自身10度目の受賞を果たした。日本時間20日時点で5月はすでに7本塁打。2022年のホームランキングが早くも量産態勢に入った。

ジャッジは当該期間中、6試合に出場して打率.500、5二塁打、3三塁打、5打点と大活躍。長打率1.200、8長打、OPS1.830はメジャートップを記録した。なかでも、5月16日のツインズ戦では自身今季2番目の飛距離となった467フィート(約142.3メートル)の長距離弾を放つと、この試合では二塁打3本も記録し、自身2度目となる1試合4長打をマークした。

ジャッジの週間MVP受賞は、昨年の9月以来10度目で、これはア・リーグ史上10人目。今季の本塁打1号は開幕7試合目と遅く、4月は6本塁打に終わったが、5月に入ると20日までに7本と量産している。2022年以来3度目のタイトル獲得に向けて、ホームランキングの逆襲が始まった。

一方のナ・リーグはジャイアンツのルイス・マトスが初受賞。メジャー2年目のマトスは、今季開幕4戦目でスタメン出場するも、その後マイナーに降格。5月13日に再昇格すると、14日からスタメンに復帰した。

そこからの6試合で、打率.385、3二塁打、2本塁打、OPS1.116と活躍し、メジャートップの16打点を挙げるなどチームの4連勝に貢献。18日のロッキーズ戦で5打数3安打5打点をマークすると、翌19日も5打数3安打6打点と大暴れ。2試合連続5打点以上はジャイアンツでは球団史上4人目、そしてメジャー史上最年少(22歳)での快挙となった。

週替わりで登場する好調な選手たちだが、今週の主役は誰になるのだろうか。ジャッジのようにMLBを代表するスーパースターが週間MVPを受賞するのか、それともマトスのような新進気鋭の若手が目覚ましい活躍を見せてくれるのか。楽しみは膨らむばかりだ。

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