ラーメンの売り上げを能登義援金へ 大船渡秋刀魚だし黒船

義援金を託す(左から)佐々木逢釉人さん、吉田匠平さんと、清水莉奈さん(左から4人目)、菊池珠羽さん(同5人目)

 大船渡市猪川町のラーメン店、大船渡秋刀魚だし黒船(岩瀬龍三店主)は21日、同市に能登半島地震被災地への義援金7万5001円を託した。大船渡東高の生徒が手作りした「若竹みそ」を使ったラーメンの売り上げの一部を充てた。

 同店の吉田匠平(しょうへい)さん(20)と佐々木逢釉人(あゆと)さん(18)、同校農芸科学科の菊池珠羽(しゅう)さん、清水莉奈さん(3年)らが市役所を訪問し、渕上清市長に現金を手渡した。日赤県支部を通じて被災地に送られる。

 若竹みそラーメンは、被災地応援の特別メニューとして100食(1食千円)を限定販売。原材料費を除いた利益に、店頭での募金額を加えて寄付した。

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