NTTアドバンステクノロジと CyCraft Japan 協業、「CYBERSEC」で締結式典

NTTアドバンステクノロジ株式会社は5月16日、株式会社CyCraft Japanとの間で協業契約を締結し、台湾のサイバーセキュリティイベント「CYBERSEC」で締結の式典を同日、実施したと発表した。

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2017年に設立されたCyCraftは、台湾に本社、日本とシンガポールに海外拠点を持つAIによる自動化技術を専門とするサイバーセキュリティ企業。アジア太平洋地域の政府機関や警察・防衛機関、銀行、ハイテク製造業にサービスを提供し、日本では東京都による中小企業情報セキュリティ強化プロジェクトの専属セキュリティプロバイダーとして2年連続で選定され、日本の中小企業数百社に自動化サイバーセキュリティソリューションを提供している。

NTTアドバンステクノロジは今回の協業で、CyCraftの技術を活用し、日本の顧客に新たなセキュリティサービスを生み出し、セキュリティ運用の効率化などの価値を提供する。

CyCraft CEO(共同創業者)でCyCraft Japan 代表取締役社長のBenson Wu氏は「NTTアドバンステクノロジと協力し、日本企業のビジネスニーズをより満たすAIセキュリティソリューションを提供し、より強靭なセキュリティ対策の構築を支援できることを楽しみにしています。」とコメントしている。

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