2年前から土砂搬入か…無許可で盛り土疑いで逮捕 茨城の会社役員、容疑を一部否認 福島

福島県西郷村の民有林に違法な盛り土を行った疑いで、茨城県の会社役員の男が逮捕された事件で、土砂の運び込みは2年ほど前から始まったとみられることが分かりました。

森林法違反の疑いで23日に逮捕された、茨城県つくば市の会社役員・長嶺嗣義容疑者(59)は、去年12月から今年2月までに、西郷村真船の民有林で、政令で定められた規模を超える盛り土を行い、県の中止命令に従わず盛り土を続けた疑いが持たれています。

村はおととし9月に住民からの通報で現場に土砂が運ばれているのを確認していて、運搬は2年ほど前から始まったとみられることが分かりました。

また、警察によりますと、長嶺容疑者は無許可で盛り土をしたことは認める一方、県の中止命令に従わなかったことについては一部否認しているということです。

警察は24日、長嶺容疑者を送検し、事件に至った経緯などを詳しく調べる方針です。



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