オリオールズが連敗ストップ ホワイトソックスの追い上げ凌ぐ

【オリオールズ8-6ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド

日本時間5月24日、今日から始まったオリオールズとホワイトソックスの4連戦初戦に、オリオールズが勝利した。オリオールズは1点ビハインドの4回、9番ホルヘ・マテオの3ラン本塁打などで一挙4得点を奪い、逆転に成功。その後も追加点を入れて8得点を挙げた。ホワイトソックスは6点ビハインドの最終回、1番トミー・ファムと4番ギャビン・シーツのタイムリーで2点差に迫った。しかし、オリオールズはクローザーのクレイグ・キンブレルを投入してこの流れを絶ち、8対6で逃げ切った。オリオールズの先発ロドリゲスに5勝目(1敗)、クローザーのキンブレルに10セーブ目、ホワイトソックス先発のマイク・クレビンジャーに3敗目が付いた。

前日までのカージナルスとの3連戦で、2年ぶりかつアドリー・ラッチマン昇格後では初めてのスウィープを食らったオリオールズ。しかし、中地区最下位のホワイトソックスとのシリーズ初戦を取り、悪い流れを断ち切った。今日もオリオールズは強みである長打力を発揮する展開に。メジャー2位の71本塁打をこれまで積み上げてきた強力打線は、4回表の4番アンソニー・サンタンデールの同点ソロ、マテオの勝ち越し3ランと要所で大きな本塁打を生み出した。

試合は6点差でそのままオリオールズが快勝するかと思われたが、ホワイトソックス打線は9回裏に4得点を挙げて粘りを見せた。試合は8対6となって、依然として一死1・2塁のチャンス、6番アンドリュー・ベニンテンディは遊撃への内野フライを打ち上げた。ルール通りインフィールドフライが宣告され、二死になったかと思われたが、審判団はここで三死目も宣告。このインフィールドフライを処理する際、遊撃手ガナー・ヘンダーソンと二塁走者アンドリュー・ボーンが軽く交錯しており、これをボーンによる守備妨害として、ボーンをアウトとしたのだ。釈然としない幕切れにホワイトソックスの本拠地ギャランティードレイト・フィールドは騒然。ホワイトソックスは後味の悪い形で、両リーグワーストの36敗目を喫した。

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