ヤマハは、ステージ用途や楽曲制作・ライブ配信向け機器としてダイナミックマイクロフォン「YDMシリーズ」を2024年5月29日(水)より発売する。
YDMシリーズは、ヤマハの長年にわたる音響機器の開発で培ったノウハウを、メタルボディに収めたダイナミックマイクロフォン。ステージ用途だけでなく楽曲制作やライブ配信でも活用でき、精確かつクリアな収音でクリエーターの意図した"声"を支えるという。
「YDM707」は、カスタム設計の超単一指向性(スーパーカーディオイド)のカプセルを搭載し、広い周波数帯域と細部にわたるサウンドを捉え、集音方向を絞ることで不要な背景音を抑える。ブラックとホワイトの2種類のカラーバリエーションを展開。
「YDM505」は、力強い中高域を持ち、マイク位置を調整しやすく、やや広めの指向性を持つ単一指向性(カーディオイド)のカプセルを搭載。
「YDM505S」は、「YDM505」をベースに、スライドタブでロック機能も備えたミュートスイッチ搭載モデル。
いずれも、管楽器のフォルムから着想を得た、流れるような曲線をデザインに取り入れているという。
※品番の末尾Bはブラック色、Wはホワイト色を表す。YDM505Sはスイッチ付モデル。
主な特徴
カスタム設計のマイクロフォンカプセルによる精確でクリアなサウンド
YDMシリーズは、カスタム設計したマイクロフォンカプセルを搭載。YDM707は、音を拾う方向を絞ることで遠くの音を拾うことができ、広い周波数帯域を捉え、不要な背景音も発生しにくいスーパーカーディオイド型を採用。YDM505、YDM505Sは、力強い中高域を持ち、ハンドマイクで使用する際もマイク位置の調整などのしやすい、やや広めの指向性を持つカーディオイド型を採用。いずれも、精確でクリアなサウンドを実現するという。
独自素材のインシュレーター採用によるハンドリングノイズ低減
YDMシリーズは、独自の素材を使用した先進のインシュレーターを搭載しており、ハンドリングノイズやその他の外部ソースからの振動を低減し、パフォーマンスに集中できるという。
流れるような曲線を取り入れたデザイン
YDMシリーズは、管楽器の流れるような曲線から着想を得た、洗練されたデザインを採用しており、グリップ上部にはシルバーのリングがアクセントとして施されている。また、試作を繰り返し、握った際の快適な装着感を実現したという。
快適に使用するためのアクセサリーを付属
YDMシリーズは、マイクホルダー(変換ネジ含む)とマイクポーチ(黒)を付属。YDM707Wには白色のマイクホルダーを用意。また、別売りで交換用のグリルも展開。