「新たな学びや」完成祝う 白河二中(福島県白河市)新校舎落成記念式

お礼の言葉を述べる岩本さん

 白河二中の新校舎落成記念式典は23日、福島県白河市の同校で行われた。生徒の心身の成長の場となる、新たな学びやの完成を祝った。

 全校生徒と教職員、来賓らが出席した。鈴木和夫市長が「人生の思い出を刻み、伝統を後輩に引き継いでほしい」と式辞を述べ、筒井孝充市議会議長が祝辞を述べた。生徒を代表し、岩本真波生徒会長(3年)が「感謝の気持ちを持ち続け、大切に使っていく」と誓い、鈴木健一PTA会長が謝辞を述べた。

 校舎の設計・監理・施工業者を代表し、藤田建設工業の内藤勇雄社長と松本工務店の松本義則社長が、記念品として楽器などを鈴木市長と小野聡校長に贈呈した。

 式典に続き記念行事が行われた。吹奏楽部の生徒が演奏を披露、生徒全員で校歌を歌った。

 新校舎は2020(令和2)年度に第1期工事が始まった。2021年9月に第1期、2023年2月に第2期、同年12月に第3期工事が完成した。鉄筋コンクリート造りで、地上3階建て。図書室とICT室を組み合わせた学習情報センターや、アクティブラーニング室などを備えている。

(県南版)

記念品を贈った(左から)松本社長、内藤社長
記念の演奏を披露した吹奏楽部

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