「攻撃的なポジションを担ってもらいたい」鈴木唯人に森保一監督が期待するのは? 気になる起用法は...

日本サッカー協会(JFA)は5月24日、ワールドカップ・アジア2次予選のミャンマー戦、シリア戦に臨む日本代表のメンバーを発表。パリ五輪世代の鈴木唯人が、2年半ぶりに招集された。

鈴木は2022年1月の代表合宿に追加招集されて以来のA代表メンバー入り。会見で森保一監督は、「彼のことはJリーグでのプレー、フランスでのプレー、現在のチームでのプレーも継続して見て、彼の成長を見させてもらっている」としたうえで、選出理由をこう述べた。

「海外の日本とは違ったサッカーの中で、国際試合で力を発揮できるというところを見させてもらっている。彼の良さである得点に絡む、攻撃では局面局面で激しく戦う彼の良さを見て、招集させてもらった。今の実力でももちろん戦力になってくれると思いますが、さらにこれから、この6月の活動で成長してもらえることを期待しています」

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また、求めるプレーは「攻撃の起点になること、得点に絡むところ」とし、起用ポジションにも言及した。

「日本代表でプレーする時は、攻撃的なポジションを担ってもらいたい。4-2-3-1のトップ下、4-1-4-1のインサイドハーフ、3-4-3ならシャドーのポジション。今彼は3バックのシステムでシャドーをやっていると思いますので、そういうところを担ってもらえればと思っています」

続けて、「(今回の活動での)トレーニングを通して、起用も含めて考えていきたい」と述べた。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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