キスマイ宮田俊哉がゲストに登場!作家デビュー小説を語る「たくさん笑ってたくさん泣いて欲しい」

お笑いタレント、大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30)が5月24日に放送され、メディアワークス文庫から発売中の『境界のメロディ』で作家デビューしたKis-My-Ft2の宮田俊哉さんゲストに出演。パートナーの室井佑月とともに本の内容について伺った。

大竹「今35歳! アイドル生活は何年やってるの?」

宮田「小学校6年生の時、2001年に(事務所に)入ったんですよ。なので23年、アイドルやってます!(笑)」

大竹「すごいな。そしてその忙しい中で本を出して」

室井「いや、面白かった。新潟からこっち来る新幹線の中で読んでたんだけど、ホームに降りて、続きを読みたいから場所移動できなくて。ホームにある休憩所? 東京駅のそこで残り読んじゃった」

宮田「嬉しい、ありがとうございます」

室井「本当にいい小説。なんかスカッとするの。出てくる人がみんなすごいいいやつで」

大竹「物語は、キョウスケっていう主人公がいるんだよね。それともう1人、3年前に亡くなっちゃったカイ君っていうのが出てきて。共通の友達のユイっていう女の子がいて。まあ出だしは言っちゃってもいいよね」

宮田「ああもちろん!」

大竹「ある日キョウスケ君のところに、あの世からカイ君が、死んでから3年もたつのに来ちゃうんだよね。あの世とこの世が繋がってて、カイ君は、いいギターを持ってたんだよね。ギブソン!」

宮田「(笑)読んでくれるじゃないですか。ありがたい。ギブソンの高いギターです」

大竹「それは壊れてたんだけど、カイ君のお父さんが…そこはお金持ちなんだよね」

宮田「そうですね。ロックスターで」

大竹「それで訪ねて行くと、そこにはギブソンのギターがちゃんと修復されて置いてあった。この構想なんかは、どうやって決まったんですか?」

宮田「僕がアニメを作りたいっていうところからこの企画が始まりまして、やっぱり僕はアイドルやってて、ずっとそばに『Kis-My-Ft2』の音楽があって、ライブもやるので、音楽は混ぜたいなと思っていて。それで最終的に読んだ方にどう思ってほしいかなって考えたときに、笑って泣いて欲しいなって」

室井「そんな感じの小説だね」

宮田「たくさん笑ってたくさん泣いて欲しいなあと思って。そしたらなんか、「青春」がすごくハマるなと」

大竹「いやでもさ、今言ったけど、小6からアイドルなわけだろ? 小説とさあ、距離遠いじゃない?」

宮田「(笑)遠いです。めちゃめちゃ遠いです」

大竹「だって漢字だってねえ、失礼な言い方だけど。小6からこの業界にいてだよ。本当に失礼なんだけど、結構、難しい言い回しもたくさん出てきたりして、それはさあ、どうしたの?」

宮田「本当に大竹さんのおっしゃる通り、学力小卒みたいなところからのスタートだったんですけど、1年間ぐらい、本を書くっていうことを勉強させてもらって。例えば、今この机の上の状況を文字にしたらどう? とかっていうのをやりました」

室井「会話の部分がすごく良かったんだよね。キョウスケとカイの会話が。それってやっぱり若い子しか書けない良さなんだろうって思っちゃった」

大竹「そういう文章の方も、ずいぶん鍛えたんじゃないかなって感じはするよね。あと、上から目線になっちゃって申し訳ないけど書き方も、この技を使うかと」

宮田「えっ、そんな技ありました」

大竹「ありましたよ。物語がポンっていきなり過去の話に切り替わるじゃない。あんなテクニックをどうして(笑)」

宮田「僕、アニメが好きでめちゃくちゃ見ていて。スポーツアニメでとかで、シュートを打ったりバレーボールのアタックをする瞬間に回想に入るのが好きなんですよ」

大竹「(笑)そうなんだ」

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