「園児たちをニコニコに」 教員や保育士を目指す高校生25人が初の現場実習 読み聞かせや寝かしつけを体験

教員不足の解決へ、松山聖陵高校に愛媛県内では初めてだという「教員養成講座」が開設され、保育士などを目指す生徒たちが現場実習に臨みました。

24日は幼稚園の教員や保育士を目指す生徒12人が、松山市内の認定こども園を訪れ、園長から説明を受けたあと、さっそく年少から年長組のグループに分かれ、実習に臨みました。

生徒たちは園児たちとお話しするなど、コミュニケーションを取りながら、読み聞かせをしたり寝かしつけをしたりと現場の仕事を体験していました。

(生徒)
「実際に子供と関われて、現場を(見れて)いい経験になってます」
「明るくて、園児たちをニコニコにしてあげられるような先生になりたいです」

(松山しののめ認定こども園・田中洋子園長)
「ぜひ興味を持って先生してみようとか、保育士になってみたいなって思う気持ちが膨らんでくれたら何よりです」

県内では初めてだという松山聖陵高校の「教員養成講座」は現在、幼稚園の教員や保育士のほか学校の教員を志望する25人が受講していて、学校では実習での体験や講義などを通し、将来の目標を具体化してもらいたい考えです。

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