スタントマンが自転車事故をリアルに再現し事故の衝撃や怖さを生徒に実感してもらう自転車交通安全教室が、きょう(24日)、御坊市立御坊中学校で開かれ、中学1年生から3年生までの全校生徒147人が参加しました。
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これは、JA紀州とJA共済連和歌山が御坊警察署と連携し、通学や日常生活で自転車の使用頻度が高い中高生を対象にマナー違反が交通事故を招く危険性があることを伝え、自転車交通ルールの理解と実践を呼びかけようと開いたものです。
安全教室では、自転車に乗ったスタントマンが、蛇行運転や、スマートホンを操作する様子などを実演し、どの行為が交通違反となるのか、生徒に問いかけていました。
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また、トラックが右折する際の自転車の巻き込み事故の原因となる内輪差を生徒が実際に横断歩道に立って体験し、横断歩道で信号待ちをする際は、三歩下がった場所に立つことを学んでいました。
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内輪差を体験した生徒は、「怖かったので、車に気を付けて自転車に乗ろうと思いました」「夜遅い時には自転車のライトをつけ、帰りが遅くなったら親に連絡することを忘れないようにします」と話していました。
安全教室を開催した、JA共済連和歌山の中矢佳宏(なかや・よしひろ)本部長は、「1つの重大事故の背後には、29件の軽症事故が隠れていて、さらにその背後には、300件の、事故になる可能性があった出来事『ヒヤリハット』がある」と話し、生徒たちに安全運転を呼びかけました。