すくすく育て! コウノトリのヒナ4羽に「足環」装着【徳島】

鳴門市大麻町で5月24日、4月までに4羽のふ化が確認された、コウノトリのヒナに個体を識別するための「足環」を取り付ける作業が行われました。

鳴門市大麻町に定着しているコウノトリのペアには、2024年も4羽のヒナが誕生し、すくすくと育っています。

5月24日は、ヒナに「足環」を取り付ける作業が行われ、県や市の職員などからなるプロジェクトチームのメンバーら29人が参加しました。

高さ約12メートルの位置にある巣に、作業員が高所作業車を使って近づき、親鳥が巣を離れると作業開始です。

作業員がヒナを箱に入れて地上に降ろし、飼育員が体重測定と健康チェックを行います。

このあと1羽につき2つずつ、足環を装着していきました。

また、DNA検査のため羽毛や血液の採取も行われました。

(県生活環境部 峯光一主任)

「4羽いるということだったのですが、とても可愛いくて、私も初めて見たのですが、無事育ってくれて良かったなと思っています。この後もずっと見守りを続けて、巣立ちまでしっかり追っていきたいなと」

県によりますと、4羽のヒナの体重は約3・3キロから5・3キロで順調に育っていて、6月上旬ごろに巣立つ見通しです。

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