「素晴らしい選手だった」現役引退の偉大なサムライ・長谷部誠に森保一監督が労いの言葉「日本人に夢を与えてくれた」

現役を引退した長谷部誠に、日本代表の森保一監督が労いの言葉を送った。

キャプテンとして日本代表を長きに渡り牽引し、今シーズン限りで22年間の現役生活にピリオドを打ったフランクフルトの長谷部。5月24日に行なわれたA代表のメンバー発表会見で、森保監督がこのレジェンドの引退に言及した。

指揮官は、共闘した2018年のロシアW杯を回想。「長谷部は素晴らしい選手だったし、人としても本当に素晴らしいとロシア・ワールドカップで一緒に活動させてもらって、オフザピッチでコミュニケーションをとらせてもらうなかで強く感じました」とし、これまでの功績を称えた。

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「自分自身を律して極めていくところ、本当にサッカー選手として世界の中でお手本になるような生活とピッチ上での姿勢を見せてくれたと思います。世界でトップのクオリティを見せてくれたし、日本人に夢を与えてくれた、そういう存在だと思っています。また彼が選手としてJリーグ、日本代表などの舞台で見せてくれたことは、日本サッカーの発展に繋がったと思う」

続けて、引退後は指導者として次のキャリアをスタートさせる40歳の偉大なサムライに対し、「今は少し休んでもらいながら、また指導者として日本のサッカーの発展に貢献していただきたい」と背中を押した。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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