「低コストで効率的に」排ガスからCO2を分離・回収する装置 九大発のスタートアップ企業が開発

カーボンニュートラル社会の実現を目指し、スタートアップ企業が排ガスから低コストでCO2を分離・回収する装置を開発しました。

九州大学発のスタートアップ企業=JCCL(ジェイシーシーエル)が開発したのは、排ガスから低コストでCO2を分離・回収する装置です。

従来のプロセスに比べて4分の1程度のコストでCO2を回収し97%以上に濃縮できるため、水素とCO2でメタンを合成する「メタネーション」などへの活用が期待されています。

この装置はJCCLが福岡市からの補助金を使って九州大学と共同で開発したもので、福岡市の高島市長は「世界のCO2削減に大きく寄与することを期待している」と述べました。

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