クスリのマルエプラザ21店 30日オープン 群馬・前橋市 

同店で進められている開業準備

 クスリのマルエ(前橋市樋越町、鈴木暁子社長)が群馬県同市本町の複合施設「前橋プラザ元気21」に出店するドラッグストア「マルエドラッグ 前橋プラザ元気21店」が30日、オープンする。

 地下1階で売り場面積は約950平方メートル。1月に閉店したスーパー、フレッセイの後継店で、地域の生活者を支えるインフラの役割を担う観点から、売り場の3割ほどで食料品を扱う。同規模の店舗と比べ2倍ほどの売り場の広さとなる。併設する調剤薬局は6月3日にオープンする。

 同施設に勤務する人や、施設内にある群馬医療福祉大の学生にアンケートを実施し、ニーズを調査。文房具や化粧品なども扱う。学生が始業前に立ち寄れるように、マルエドラッグの店舗として初めて午前8時に営業を開始する。昼休み利用も見込みイートインスペースを設けた。

 地域コミュニティーの活性化に寄与するイベントを定期的に開く方針。6月1、2日には同施設1階のにぎわいホールで、子ども向けの薬剤師体験やクイズ、健康測定会などを行う「まえばし元気フェスタ」を主催する。田中和徳店長は「近隣の皆さまの意見を取り入れながら、進化していきたい」と語った。

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